くるくるバスに新車両が就航しました。


右の写真は今日から走り出したくるくるバスの新車両です。日野自動車のポンチョと言うバスです。受注生産のバスで通常のマイクロバスより一回り大きいです。ボディーに書かれている『くるくるバス』はみなと観光バスの整備担当のTさんの力作です。Tさんのお話では一色で色気が無いので次ぎは赤系統の色で何かを入れるそうです。立派に看板屋さんができますよね。どう見ても素人が作ったとは思えないですよね。

正面です。写真の人はこのバスの乗務をしていたM運転士さんです。それにしても運転士泣かせのバスでしょうね。窓ガラスを拭くにしても脚立が必要です。以前のバスならば175センチの私なら全部の窓は脚立なしで窓が拭けたのですが、これは脚立が無ければどうしようも無いですね。それに窓が広いのは見晴らしが良いのですが、それだけ手抜き掃除ができないって事ですから大変でしょうね。

車内後部から前方です。ごらんの通りシートの配置はコの字型です。これは何を意味するか、そうなんです、カーブを曲がる時は思いっきりゆっくりと回らないといけないのです。横Gがかかるような曲がり方をすれば座席に着席中のお客が転げ落ちるのです。

車内前部から後部です。最後部の座席が一段と高くなっていますね。これはその中にエンジンが有るからです。見晴らしは良いだろうけど真ん中に座っていて急ブレーキなんぞ踏まれたら飛んでしまいますね。ブレーキ、カーブと一段と気を使う構造です。こんな事ばっかり言ってるとなんかネガティブみたいですが、全てのネガティブ材料は運転士の努力で克服できるのです。それよりもこのシート配置で住吉台の皆さんが仲良しになれば狙い通りじゃないでしょうか。私もこのバスで住吉台を走りませんからあくまで他人事です。タイトル通り『無責任』ですね。