たくわん二切れでそこまで言わんでも・・・・。

おはようございます。
もう驚きですね。12月のGDPが発表されたのですが、それがなんとマイナス12.7だとか。驚異的な発展を続けている中国の値ですら7〜8%、通常は2〜3%の成長率を見込んでいろんな計画を立てるのですが、なんとマイナス12.7%なんち、もう重傷を通り越して、瀕死の状態と言わねばなりません。前にも書きましたが、色んなビジネスモデルも成長を前提に作られております。アリウムエクセラのビジネスモデル、そう、私の嫌いなマルチ商法もこれが基本です。経済の収縮過程にこれまでのビジネスのやり方では通用しないのです。確かにモチベーションは大事ですが、それ売れやれ売れどんと売れ式のモチベーション商法だけでは通用しなくなっているのです。これだけみんなお金に困ってくると、どこからか使うお金を少なくしないと家計が破綻します。私の暮らす所は、神戸製鋼所企業城下町なんですが、この神戸製鋼も、ご多分にもれずこれまでは25%減産、3月からは35%の減産、正社員の給料は20万円を切ってしまうそうです。富士通にしても、減産でワークシェアーで、社員の副業、つまりアルバイトもしても構わないと言うことになるそうです。バッタタクシーの売上も20%ほどダウンしています。ま、私はこういう事態を想定していたので、20%ダウンくらいではどうってことないですが、これが50%ダウンまでいくと、ちょっと辛いものがあります。危機管理としてはこれくらいの数字は考えないといけないかもしれません。私の売上が50%もダウンしたら、それはもう社会として成り立っていない状態です。こんな状態煮なると、いくら頑張っても女性の一人暮らしは不可能です。一家に最低でも二人の収入が必要でしょうね。私はいざとなれば逃げるところを確保していますが、そこまで行くまでに同じく独身の松ちゃんあたりと同居して、収入を合わさなければ乗り切れない状態になるかもしれません。
さてタイトルの件ですが、昨夜に同業他社のタクドラが怒っているのです。どうやら彼は昨日の夕食に平岡食堂へ行ったらしいのです。平岡食堂は私もちょくちょく利用するチェーン展開している食堂です。そこで彼はおかずを取ってご飯を注文したらしいのです。するとご飯が出てきたのですが、このご飯にタクワンが付いていないことに凄く立腹したとかです。そういえば私も気がつかなかったのですが、他の食堂でご飯を注文したらタクワンが二切れほどおまけに付いてきます。これが平岡食堂には無いのです。加古川ではご飯に漬け物のおまけは当然で常識みたいです。でもいつ行っても同じ物しか置いていない平岡食堂は、おそらく採算ラインギリギリで営業をしており、タクワン二切れが付けられないのでしょうね。そこで彼は「タクワンくらい切って皿に盛って自由にいくらでも取れるようにしとけ。こんな店、二度と来るかい!」などと言ってきたらしいです。たかがタクワン二切れでそこまで言わなくてもよいとは思うのですが、ここに消費者の心理が隠されているのです。近江商人十訓では、「売り手よし、買い手よし、世間よし」が大前提ですが、それと共に十訓の最期に、紙切れ一枚でもおまけに付けろが有るのです。つまり付加価値ですね。
これだけ不況になってくると¥11500もするアリウムエクセラは売れるのだろうかと心配している人も有ろうかと思いますが、ご心配なく!不況で淘汰されるのは、いくら飲んでもその効能が有るのかどうか分からないようなサプリメントはダメでしょうが、ハッキリと効能が出るアルムエクセラは売れます。消費者は費用対効果を考えます。いくら高くても売れる物は売れるのです。高いものが売れないのなら、とっくにブランドのバックや服のメーカーは潰れるだろうし、老舗にしてもとっくの昔に潰れています。よい品物しか残れない時代がやってきたのです。ただし、これまでのビジネスの方法では乗り切れないかもしれないのは、言うまでもありませんが・・・・。