昨日のラジオ

おはようございます。
昨日いつものマイカーで走っていると、NHKのラジオで朗読をしてました。
丹羽宇一郎著 『人は仕事で磨かれる』です。
ラジオでちらっと聞きかじっただけなので、一度じっくりと読んでみようかと思っています。丹羽宇一朗氏は伊藤忠商事を立て直した人ですね。
私は常々ケインズ経済学は破綻したと思っていましたが、丹羽氏の説によると、資本主義の暴走らしいです。その暴走を止めるのは、儒教の教えである『仁 義 礼 智 信』であるとのこと。ケインズと言えばその対極して出てくるのは、マルクス経済学であろうと思います。しかしながら、マルクス経済学を採用した共産主義国の廃退は見る影も有りません。あくまでケインズ経済学がありてのマルクス経済学ですから、仕方が無いのかもしれませんね。大雑把な言い方をすれば、マルクス経済学は資本家と労働者の利潤の配分方法の違いです。拝金主義を良しとする点では根っこは同じかもしれませんね。
元々人は自給自足をしていました。今でも『後進国』とされてる国や地域では物々交換で成り立ってる経済が有ります。経済の基本は物々交換で有ろうと思います。それを便利かつ合理的にしたのが貨幣経済だったように記憶しています。今の時代、その貨幣が貨幣を産むのが良しとされていますが、それって本当に良いことかなと常々感じていました。ファンドがその潤沢な資金力で株や不動産を買ったり売ったりしてお金儲けをしています。私はお金さえ儲かれば良しとする考え方に反発をしています。本来なら、額に汗して物を作る、そしてその物を自分では作れない物と交換する、これが経済の基本だろうと考えています。
私は学者では無いので上手く表現できませんが、丹羽氏の言う『儒教的経済学』と言うのでしょうか、少し勉強してみようと思います。読書感想文は改めて書いてみようと思っています。(汗)