街角での一こま

おはようございます。
今日は先日私が遭遇した「ヒヤリハット」を紹介します。

私が出勤すべく、駐車場から出て一つ目の信号に差しかかりました。
対面する信号が赤だったので停止していました。
そこへ横断歩道を自転車に乗った60歳前後の男性が北上してきました。
と同時に北上してきて右折しようとした、軽四ワンボックスが横断歩道に差しかかり、
自転車と衝突しそうになりました。よく聞こえなかったのですが、おそらく軽四んを運転していた男性が自転車の男性に「気ぃつけんかい」か「あぶないやろ」とか、キツい言葉で叱責したのでしょう、自転車の男性は一瞬驚いた様な顔をして、次の瞬間に「青やろ」とか言っていました。
それに対しての軽四の男性の返答は有ったのか無かったのかは聞こえなかったのですが、軽四が走り去ろうとしたら、なんと自転車の男性は一目散に車道の真ん中を追いかけ出しました。いくら軽四とはいえ、自転車で自動車を追いかけるなんて、余程脚力に自信が有ったのでしょうね。(笑)
その後はどうなったのか分かりませんが・・・・・・。

この小さな事件を検証するとこうなろうかと思います。
まず、自転車は乗車中であるため、交通法規上は軽車両と見なされます。
歩道と横断歩道を車両は通行できないのに、通行していたから、通行区分違反、道路の右側を通行していたので、これも通行区分違反。これに対して軽四は通常の右折。
おそらく自転車の男性は歩行者用の青信号を自分の乗車している自転車も適用されると思い込んでいた模様です。血相を変えて去りゆく自動車を追いかける行為は、おそらく、『自分はちゃんと信号を守って走っているのに、どうして怒られなければいけないんだ』という思いからでしょう。
私は思わず独り言を言ってしまいました。「またアホが罪作ってる」と・・・・・・。

これは単なる街角の一こまですが、人間関係においてもこういう事多いのですよね。
自己中心的な見方・考え方しかできず、あくまで、自己の価値観や知識のみが正しいと誤解している人の多いこと・・・・・。
そのいう私も、人の振り見て我が振り直さなければ・・・・・。