私は無実だった!

おはようございます。
以前にも書いたかもしれませんが、私は本業が暇な時はバスの運転のアルバイトをしています。『みなと観光バス』で『住吉台くるくるバス』の午後便の乗務をしています。バスの運転手も昔からしてみたかった仕事なのです。

ところで7月1日にちょっとしたトラブルがありました。19:55分発 室ノ内バス停のお客を私が無視して通過したと苦情の電話が入りました。その時は県住前停から水曜日と金曜日に少林寺拳法の道場に通う中学生の男の子が1人だけ乗っていました。室ノ内のバス停に差しかかったところ、徐行してお客様の有無を確認して通過しました。確かに室ノ内のバス停は、並木道やら電柱、それに道路施設なのでしょうが1.5mくらいの箱まで有って運転席から確認しずらいバス停です。それ故にいつもは丁寧にお客様の有無を確認するようにしていたのですが、その時に限ってお客から苦情が入りました。当然会社からはお叱りを受けた訳ですが、なんと、昨日の同じ時間に丁度乗り合わせていた中学生が乗ってきました。昨日も1人だけだったから、事情を話して聞いてみました。先週の金曜日に室ノ内のバス停に誰かいたかと。そしたら彼は、「ぼくもだれかいるか注意して見ていたけど、あの時は誰もいなかったよ」と言ってくれました。その子の指定席は、入り口に一番近い左側の1人がけの席で、運転席より左側、つまりバス停がよく見える位置なんです。目も私のように老眼もかかってないだろうし。苦情を言ってきたお客はおそらく私のバスに乗ろうとしてバス停に向かっていたのかもしれませんが、時間に間に合わなくてバス停以外のところで見送ったのでしょう。ひょっとして手を振ったかもしれませんが、路線バスはバス停以外の場所で乗客を乗せたり降ろしたりすることは固く禁じられております。バス停に人がいなければ止まらずに通過するのは普通だと思うのでが・・・・・。
これで私のミスではなかった事が証明された訳です。(笑)かといって、どうするつもりもないですが・・・・・。
ちなみに、一昨日の私のお休みの日にも同じような苦情が入ったそうです。お客が東灘区役所前停でベンチに腰掛けていたらバスが行ってしまったとの事。東灘区役所前停はくるくるバスの他、神戸市営バス、阪神国道バス、それに会社関係や教習所の送迎バスも止まります。運転手からすると、自車の乗客か他社の乗客か見分けがつきません。合同バス停の場合は手を上げる等をして乗車の意志を表示して頂かなければ、他社便の乗客と判断します。お客曰く、運転手が運転席から降りてきてベンチに座っている人に声をかけろとのこと。その話を聞いて思わず口ずさんでしまいました。「そんな無茶な。往生しまっせぇ〜」(笑)

とにかく、この頃そのような苦情が入り出したので、私と同じく午後便の乗務をしているT君とも相談して、室ノ内停と東灘区役所前停とは、一度停車して乗降ドアを開けることにしました。事務所で私たち乗務員のバックアップをしてくれている社員の皆さんが一方的にお客に叱られるのを見過ごす訳にはいきません。少しくらい時間がかかろうが、邪魔くさかろうがそうして行く所存です。