沈黙の艦隊

おはようございます。
昨日は久しぶりに漫画の本を買いました。
私はあまり漫画は読まないのですが、2つだけ読むのが有るのです。
一つは、『紺碧の艦隊』、もう一つが『沈黙の艦隊』です。
両方とも潜水艦物なのですが、紺碧の艦隊は第二次世界大戦を後世世界でやり直して、日本がアメリカに勝って行くと言うストーリーです。
昨日買った沈黙の艦隊は、日本が核ミサイル搭載の原子力潜水艦を作って、その潜水艦の艦長が独立国家『やまと』を宣言して、アメリカを初めとする潜水艦戦に勝って行くと言うストーリーです。潜水艦が独立国家なんて発想がおもしろいですね。
潜水艦の戦い方は心理戦の様相が強くてとても好きなんです。昔の映画で言えば、ロバートミッチャムの『眼下の敵』なんぞは、何度見ても面白いです。
私は昔から戦争物は好きなんです。でも決して戦争信奉者でも、右翼的思想の持ち主でもありません。戦争って一番男が活躍できるステージだと思います。国益に沿って、戦略が定められて、戦略目標を達成するために戦術が立案されて、お互いが凌ぎを削る。古くは『三国志』に始まって、多々教えられる部分が多いと思います。
しかしながら昨今の戦争はちょっと下品だと思います。絶対的な戦力を持った超大国が弱いものイジメしてる雰囲気がします。圧倒的な戦力差の有る相手に対する戦い方は、ベトナム戦争の様にゲリラ戦しか無いのです。歴史上唯一アメリカに戦争で勝ったのはベトナムだけなんですよね。アメリカもいくら戦力で圧倒しても勝てないと学んだはずなのに、またぞろイラクで同じ事をしています。今テロを繰り返して抵抗しているのは、アルカイダなのかタリバンなのか判りませんが、圧倒的戦力差の有る相手に対しては効果的な戦いだろうとは思いますが、これも、また下品極まりない戦い方でしょうね。戦争に卑怯は無いとも言いますが、勝ちさえすれば何をしても良いって事は無いと思います。少なくともベトコンは一般人をターゲットとした爆破テロなどしないで、アメリカに勝ちました。アメリカを水戸黄門に例えるなら、イギリスと日本が助さん角さんでしょう。エジプトは弥七かな。とにかく、日本もテロリストがターゲットにすると宣言してるのだから、怖いですね。テロリストがターゲットにするのは、その国の顔とも言われるような施設ですね。日本なら新幹線かな・・・・・。ちなみに、世界で初めてゲリラ戦をしたのも、自爆戦をしたのも太平洋戦争時の日本軍だと言うことも付け加えておきましょう。