頑張れ『まるに運送』さん

おはようございます。
暑い日が続いていますが、皆様お変わりありませんか?
今朝は住吉台で毎日見かける『まるに運送』さんのお話です。
1ヶ月程前から、ピラーにまるに運送と書かれた営業ナンバーの軽トラを見かけるようになりました。運転手はかなり高齢の男性で、助手席には奥さんと思しき女性がいつも乗っています。
朝は何時頃から仕事をしているのか分かりませんが、私がバスの乗務を開始する14時頃には住吉台の中をうろちょろ走っています。配達している荷物はおそらくお中元の小荷物だと思います。
くるくるバスの乗務員間でも、171の軽トラは要注意するようにと情報が伝えられています。
171はまるに運送さんのナンバープレートのナンバーです。なぜ要注意なのかと言いますと、おおよそプロらしくないのです。運転はゆっくりしているのですが、見ていて危なっかしくて仕方ないのです。それに、荷物の配達のために車を止めるのですが、とんでもない場所に駐車しているのです。交差点の真ん中なんて当たり前、下り急勾配のカーブの途中だとか、なんしか、プロでは考えられないような所に平気で駐車したりしています。少し前も、県住前のバス停(坂の途中の三叉路)に逆向きに駐車しているので、ああ、どこかへ配達に行っているのだなと思いきや、あにはからんや、二人でお弁当を食べていました。(笑)私は思わず、「お〜い、ご飯を食べるならもっと他の車の邪魔にならないところで食べろよ〜」と突っ込みたくなりました。
それから、一つの荷物を二人で配達したり、ご主人が配達してる間、奥さんはノンビリ一服してたり、なんせ段取りが悪いのです。二人いるのなら、二人で別の場所へ配達すれば半分の時間で済むのにそれはしないようです。2〜3時間経っても軽トラの位置はそんなに変わっていません。日没になると、荷物を持って、道路に住宅地図を広げて懐中電灯で照らしながら、大きな虫眼鏡で地図を二人で眺めています。要らん心配ですが、あんな風だとおそらく日当にはなってないのではと思います。おそらくご主人は別業界の仕事を定年退職かリストラで運送業に転職したのだろうと思います。まるに運送に運転手として仕事に従事しているのなら、会社が儲からないでしょうね。自営業ならば、軽トラの消却、燃料代、その他軽費も出ないでしょうね。
プロの運転手なら分かると思うのですが、なんと言いましょうか、プロの匂いがしないのです。運転の仕方や身のこなし、仕事風景を見てると、どうもアマチュアポイんです。
私の乗務の終わる21時30分頃でもまだ住吉台の中をうろちょろしていますから、何時頃まで仕事をしているのでしょうね。
はっきり言って関西弁で言う『どんくさい』ですが、なぜか応援したくなるのです。お年を召されてもご夫婦で一生懸命一つの仕事をしているなんて素敵だと思うからです。永遠のパートナーと同じ方を向いて生きて行けるって幸せかもしれません。