エネルギー問題

おはようございます。
今は郵政改革一色ですね。自民党が分裂したり、なぜかホリエモンまで選挙に出るらしいですね。衆議院選挙に付いては、もうしばらく様子を見てからコメントをしようと思っています。
今朝の話題は、先日ちょこっと書いたエネルギーの問題です。
今燃料(ガソリンや軽油)がどんどん値上がりしていますよね。私の車は大衆車のサニーだから、そんなに燃料食いまくりでは無いのですが、今年の初め頃なら一度満タンするのに¥3500程度でした。それが今満タンにすると¥5000ちょっとかかります。ここ半年の間に燃料費としては概ね50%アップしてしまいました。ガソリン1リッター当たりの値段も、今年の初め頃なら、¥98とか¥96でしたよね。それが今は¥125とか¥126ですね。単純に25%程度は値上がりしています。たった半年余りで25%値上がりしたものなんて他にありますか?私の予想ではこのままのペースで行けば年末までにガソリンが1リッター¥150になるのではないかと危惧しています。自家用車なら使用を控えれば事済みますが、営業用車両なら走らずにおれません。現在でも、各運送会社は悲鳴を上げているのに、この上燃料代があがると持ち堪えられなくなるでしょうね。私の乗っているバスで一日だいたい50リッターの燃料を使います。軽油が今年の初めから見ると約¥20上がっていますから、¥20×50で、¥1000。会社全体で見ると、バスが30台だから、一日の軽費が3万円余分にかかりますね。一ヶ月で90万円。もうこなるとシャレにならないですよね。バス屋の利益なんて、売り上げの2〜3%が関の山なんですよね。そこへもってきて一ヶ月90万円の出費は『痛い』では収まらないんですよね。みなと観光バスは普通の会社です。赤字が出ればそれは商売として成り立たない訳ですね。そこへ持ってきて、運転手に月給¥100万円も平気で出して、赤字なんぞくそくらえの市バスさんが競争相手だから運賃の値上げもままならないし。そうなれば運行を止めるしか選択肢は残って無いですよね。そこで困って来るのは乗客の皆さんですね。みなと観光バスの路線は市バスが見放した収益が少ない所を走っているのに、燃料代の高騰は致命傷なんです。かといってこれ以上運転手の給料を下げると、おそらく運転手がいなくなってしまうかもしれません。こういう風な状況がバス屋に限らず、トラック屋さん等でも繰り広げられています。
つまり私の言いたいことは、エネルギー問題こそが今緊急を要する問題だと言うことです。それではこの問題を解決するにはどうすれば良いのかと言うことですが、簡単なんです。ガソリンや軽油の料金の約50%は税金なんですよね。自家用車はともかくとして、青ナンバーの営業車に限って税金を安くすれば良いことですね。手前勝手かもしれませんが、国民生活に直結したような事業者にはそうしなければ存続は難しいかもしれません。燃料電池の車をもっと普及させたり、植物から採取できる燃料を使えるようにしたり、やれることはいくらでも有るんです。それを手つかずで放置している場合じゃないでしょと声を大にして言いたいです。