いよいよ公示ですね

おはようございます。
朝夕はめっきりと涼しくなって秋の頼りが聞こえてきていますね。
さて今日は少し私なりの選挙に付いての意見を書きます。

まぁ色々と判りにくいですが、小泉さんは相変わらず上手だと思いますね。
事の起こりは角福戦争でしょうか。田中角栄→橋本→亀井と引き継がれてきた派閥と、福田赳夫→森→小泉と引き継がれてきた派閥の因縁の対決ですね。亀井派は旧内務省総務省)、森派は大蔵省ですね。両方とも自民党だから保守には違いが無いけれど、大きな違いは、旧内務省派は反米、大蔵省派は親米なんですよね。今の小泉政権は親米政権ですね。なんでこんな事をくどくどいうのかと申しますと、1994年から毎年10月にアメリカは日本に対して『年次改革要望書』というのを出してきます。要望書とは名ばかりで実質は『命令書』ですね。この『年次改革要望書』はアメリカ大使館のホームページで閲覧ができます。
http://japan.usembassy.gov/j/p/tpj-j20041020-50.html
親米政権が続く限り、日本の将来像はこの『年次改革要望書』に書かれていますので、読んでみるのも面白いですよ。
今回の郵政改革も『要望』の衣を着た『命令』なんですよね。
郵政改革法案が参議院で否決された時、亀井派は祝杯を上げたとか。衆議院を解散するというのは単なる『脅し』だと思っていたようですね。反米派の亀井派にとっては、単なる要望書でも、親米派小泉政権にとっては命令書なんですよね。命令が達成できなければ、それなりに言い訳を作らなければいけませんよね。それが今回の衆議院解散だと私は思っています。
だからこそ反対した人達にもあそこまで非情にならざるを得ない訳ですね。
裏の事はさておいて、衆議院選挙とは国政選挙ですから、小泉さんの言う、郵政改革の是非を国民に問うだけじゃダメだと思います。あくまで日本の将来を見据えて投票すべきだと思います。
前にも述べましたが、目くそ鼻くその争いですが、選挙とは『より小さな悪の選択』だと思っています。自分にとってのより小さな悪、つまり、怪我をするなら、腕が折れるのが良いのか、頭が割れるのが良いのかの選択をしっかりとしたいと思います。