無責任5点セット

おはようございます。
この頃は『走るくるくるバス』の書き込みばかりやっていて、こっちがどうもお留守気味です。『くるくるバス』関係は『走るくるくるバス』に書いていますから、またそちらもご覧ください。

さて、節分も終わって春に向かっていますね。今年はやっと我々庶民にも景気の回復の恩恵が来る予感がします。
有効求人倍率が『1』になったり、大阪の新地が賑わっているらしい事、神戸で言うと東門あたりが忙しくなって来た事などです。
概ねの傾向として、貧富の差が一段と広まるでしょうが・・・・・・。

さてタイトルの『5点セット』ですが、言わずと知れた、姉歯、牛肉、ライブドアー、東横イン防衛施設庁ですね。
このうち建築が絡んでいるのは、姉歯東横イン防衛施設庁です。どうも建築・土木の業界はどうしようも無い輩が多いのかもしれませんね。
日々こういうニュースに接すると、これからの日本はどうなってしまうのだろうと不安が募って来ます。

今日紹介したいのは、皆さんあまり知ってないと思うのですが、松下電器産業の『スーパー正直』宣言です。この宣言は2005年に中村邦夫社長のメッセージとして発せられました。行動基準の改定にあたって『スーパー正直な松下グループに徹しよう』です。
以下全文を引用します。

当社は、「企業は社会の公器」であり「事業を通じて社会に貢献する」という考えを基軸とする経営理念を不変のものとし、創業以来あらゆる活動の根幹としてきました。
 松下幸之助創業者が確立された、この理念の実践こそが、今日で言うCSR(企業の社会的責任)にほかなりません。「スーパー正直」を基本として企業倫理を徹底し、透明性の高い事業活動を行い、そして説明責任をしっかりと果たしていく松下グループであり続けたいと考えています。

 一方、21世紀は、グローバル化の急激な進行やITの革新的な進展により、世界の社会・経済そして、くらしが大きく変化し、お客様が求める価値も大きく変化していくことと思いますが、どのような時代においても、当社経営の原点は、全てお客様第一であり、簡単・便利な操作で、安心・安全・愛着そして夢・感動をお届けすることであります。
 当社は、「ユビキタスネットワーク社会の実現」、「地球環境との共存」に最先端技術で貢献することを事業ビジョンとしており、その実現を通じて、あらゆる面でグローバルNo.1レベルの「お客様価値創造企業」へと成長していかねばなりません。

 「行動基準」は、経営理念実践の指針を、わかりやすく具体的に表現したものですが、今回、社会状況を踏まえ、より時代に即した指針とするべく、全面改定しました。

 お客様から見れば、社員の一人ひとりが松下電器そのものであり、私たちが日々の行動を律することから全てが始まるといっても過言ではありません。

 グローバルに展開している当社の事業が、社会から受け入れられ、支持されているかを常に反芻し、謙虚に自らを変革していくこと、つまり「日に新た」に行動することを、松下電器の企業風土にしていきたいと思います。

2005年1月1日
松下電器産業株式会社
社長 中村邦夫

思い違いや失敗は誰にでも有る事です。
問題はその失敗が発覚した時にどうだと言うことです。
まずは失敗したことを詫びる事だと思うのです。
無責任な人はまず言い訳から始めます。さらに無責任な人は責任逃れから始めます。
タイトルの『5点セット』の当事者達に物申す、まずは心から詫びなさい。