共立樹脂工業所もIT化!

おはようございます。
一昨日の事です。
共立樹脂の澤村社長から電話が入って「図面が元請けからメール添付で来てるんだけど、見られんのよ。なんとかしてぇ〜。」とHELP要請です。
もちろん、共立樹脂にもパソコンが操作出来る社員はいるのですが、その人では歯が立たなかった模様です。
私も丁度時間が有ったので行ってみると、その見れない図面は『tif』ファイルでした。
なるほど、『tif』ならちょっと手こずるかもしれないなぁ〜なんて思って、『tif』が見れるフリーのソフトをDLしようとしたのですが、どうしてもそのソフトの名前が出てきません。
のど元まで出てきてるのですが、今一歩出てこないのです。
仕方なしにその日は家に帰って、ゆっくりと思い出すと、それは『IrfanView』でした。
この『IrfanView』はフリーソフトで有りながら、とっても優れもので、いろんな画像に対応していて、プラグインなども使うと動画も見れちゃうんです。
何枚もの画像を一度にリサイズしたり、拡張子を換えたり、そりゃ優れものなんです。
画像そのものを加工する場合は、フォトショップイラストレーターでするのですが、現場写真とかの様に何枚もの写真を整理する場合はお世話になっています。
一昨日の訪問の時です。
澤村社長から、「我が社もいよいよIT化して社内NETワークをしなければ、アナログで処理できない仕事量になってきた。なんとかコストを抑えてやってくれないか。」と要請が有ったので、昨日はなんちゃってSEのM君を同伴して訪問しました。
もちろん『IrfanView』はインストールしてちゃんと『tif』ファイルは見られる様にしました。
さて、『IT化』の話になりますが、澤村社長の要請は、
①社長と事務員さん、現場に3ヶ所、合計5台のパソコンを置いて社内LANでNETしたいとのこと。
②パソコンで受注、請求書、出荷、元帳と一括して整理&発行したい。
ここで私の提案は、ついでに工程管理もすれば?です。
この部分はなんちゃってSEのM君の範疇ではないので、ソフトならばこれもなんちゃってプログラマーの同級生の別口Mの仕事です。
昨日はなんちゃってSEのM君だけでしたから、ハード面だけの打ち合わせになりましたが、パソコンの増設は、事務員さんには新品のノートPCを購入(DELLの¥69800)する。後2台はM君の在庫しているPCをパーツ交換して使える様にする。
2台は2〜3万円で調達する様にする。
ネットワークについては、M君が指導の元に工事は社員でする。
概ねM君の分のコストは、工事&材料もパソコンも含んで10万円程度に抑える。です。
工事完了してからはM君の訪問については、交通費が¥2000、時給が¥1000と取り決めしました。
相場をご存じの方なら、『そんな安くてできるのか?』と疑問をお持ちになるでしょうが、これがそれ相応の会社に依頼するとなれば何百万円も請求される事は分かっています。
でも、中小企業ではそんなコストはかけれないのです。
しかしながら、ステップアップするには今やIT化は避けて通れないのです。
いつまでも手作業のアナログでは事務処理のための人間が必要です。
間違いもミスも多くなります。
これを極端に少ないコストで実現するのです。
私はこういう事をやらせると実力を発揮するのです。(笑)
共立樹脂工業所を大きくするのは私の趣味というか、ライフワークなんです。
日刊工業新聞社の『兵庫の個性派企業100』で唯一の有限会社の共立樹脂工業所を大きくしてみせます。