勘違いも甚だしいのでは?

おはようございます。
新聞を読んでいると『なんじゃこれ?』と言う記事が出ていました。
事は2006年度の加西市職員採用試験です。
合格者(採用者)13人中7人が不合格点数の人なのに、市長が強引に採用したらしいです。
市長は『自分が最高責任者なのだから、自分が決定して何が悪い。』と開き直っているらしいのです。
この加西市長の中川暢三市長は51才だから私と同じ年です。
昭和で言うと昭和30年生まれです。ちゃんと民主主義や平等を学んで成長しました。
私は加古川市で成長しました。中川市長はどこで成長したのかは存じませんが、おそらく教育制度はそんなに変わりが無いはずです。
特に公務員の採用試験となれば、公平が大前提のはずです。
私が20才過ぎの時は加古川でもこういう事は行われていた模様ですが、今は皆無だと聞き及んでいます。
高度経済成長の時代は優秀な人材は民間へ就職したので、民間へ就職をできなかった人が市役所や農協に就職したものです。
当時は公務員や農協は、給料は安いけれど安定しているのがメリットでした。
しかし今は、高給安定ですね。
自々体によって給料の規定は多少違いはあれど、概ね民間の倍程度の給料ですね。
私は決して公務員は多く貰いすぎだから民間並に下げろなんて言いませんが、採用に関しては『公明正大』で有るべきだと思います。
就職する側から見ると公務員って美味しい仕事なんです。
公平、公明正大とは、チャンスと結果に付いてです。
今回の加西市の場合は確かに試験は誰でも受けれたのでしょうが、結果に於いて公平だとは言いにくいですね。
民間の会社ならば、試験の結果が低かっても責任者の裁量で採用不採用を決定してもなんら差し障りはないでしょう。
それと公務員と同列に置く私と同じ年の加西市長の常識を疑わずにはおれません。