2件の訃報。

おはようございます。
今日は朝からワイドショーが松岡農水大臣ZARD坂井泉水さんの訃報の話題で賑わっています。まずはお二人のご冥福をお祈りします。
余談ですが、この『冥福』という言葉は『冥土での幸福』らしいですね。だから死後の世界を否定する人は使ってはいけないのです。(笑)
坂井さんはイマイチ自殺なのか事故死なのかは判明してない模様ですが、松岡農水大臣は自殺だったらしいですね。私は昨夜帰宅中の車の中で松岡農相の訃報を聞いて耳を疑いました。私の52年の記憶の中でも現役の閣僚が自殺なんて聞いたことが無いからです。だいたいからして私は政治家ってのは公務員と並んで嫌いな人種なんですが、厚顔無恥な人が政治家、それも政府関係や大臣になるものだと思っていたのです。この松岡農相も『東の宗男、西の松岡』と言われていた人で、〜還元水問題等で野党から追及されていた人ですね。私の個人的な想像の範囲を出ませんが、おそらく松岡農相はこの世の『自業苦』(じごく)に堪えかねての事だったのだろうと思いますが、この世の『自業苦』から逃れてもあの世の『地獄』へと向かうだけなのです。この世で『極楽』(ごくらく)入り出来た人のみがあの世の『極楽』へ行けるのです。この世の苦悩から逃れる為の手段として決して死を選択すべきでは無いのです。私の母は無学でした。でもその母は私に『明けぬ夜は無い』とか、『寒風が吹き荒れる冬の次には必ず花の咲く春が来る』とか教えてくれました。私の52年間も辛い時や悲しい時、苦しい時も有りました。でも、母の教えを思い出して、いつも『もう少し頑張ってみよう』と生きてきました。人生って山有り谷有りなんです。あくまで『諸行無常』なんです。生まれてから死ぬまで『順風満帆』の人生なんて無いのです。スイカを食べる時に塩をかけるが如く、辛く苦しい時が有るからこそ嬉しいさや楽しさがエンジョイできるのです。責任有る立場の大臣の自殺の報を受けて、苦悩から逃れるために自殺を選ぶ人が増えない事を祈るばかりです。
みなさん、生きましょう。きっと良いこと有りますよ。
石原慎太郎東京都知事はインタビューの答えて「死をもって償った、有る意味侍ですね。」と答えていました。『償う』とは『罪』なのでしょうか?石原都知事はそう言う意味で使ったのでしょうね。この発言には『意義有り』です。『侍』とは『五常の得』である『仁』『義』『礼』『智』『信』を実践出来る人のことを言うので有って、談合事件を起こすような人は決して『侍』とは私は認めません。泥棒をして警察に追われて逃げ切れないと悟って自殺すればみんな『侍』なの?そんな馬鹿なことはないでしょ?木曽三川公園のお宮さんに祀られている薩摩藩藩士は侍だろうとは思いますが、決して罪人は『侍』とは認めません。
松岡大臣は近日中に国会で『緑資源機構の官制談合事件』での国会で証言することになっていたそうです。この『緑資源機構』の関係者の一人の山崎と言う人もマンションから飛び降り自殺をしています。山崎氏も今日の午後に東京地検特捜部に事情聴取を予定されていたらしく、どうもこの『緑資源機構の官制談合事件』を取り巻く一連の事件みたいですね。