青い国から無事帰ってきました。

おはようございます。
昨夜の22時頃に高知から無事に帰ってきました。なんだか高知県って遠そうな感じがするのですが、片道の距離は神戸からたかだか400Kmほどなんですよね。東京へ行くより随分近いのですね。でも私的には中々ご縁が無い県で、若い時に1回だけ電車で行ったきりです。トラックであれだけ長距離を走り回っていても、どうも高知県は行ったことがなかったのです。市内は路面電車が走っていて、あちらこちらにヤシの木があって、中々南国情緒が有る良い街です。新聞に目を通してみると不動産の広告が出ていて、駅前の通りに面した所で坪単価が120万円と書いていました。市内の中古住宅、土地が20坪ほどで建物は木造3階建、6LDK、車庫は3台で1000万ちょっと、ルイビトンの直営店が有る県庁所在地なのに意外とお安いのに驚きました。宿泊はホテル日航だったのですが、到着してバスの駐車場はと尋ねるとホテルの地下駐車場へ入れて下さいとの事。行ってみると屋根がつかえそうだし、地下へ下りたらすぐに90度のカーブが有ってそんな所に入る訳がないのに女性の従業員が「ここへ入って下さい。」なんて言うのです。多少運転には自信が有る私でも物理的に無理なところは入れません。(^_^;) 無理だと伝えると何やらホテルの中にかけ込んで上司と相談していました。この日は夕方から結婚式が入っているとのことで駐車場も満タンらしいのです。しばらくして案内された駐車場はホテルから歩いて10分ほどのところで、掃除をしようにも水道も何もないので、この日の掃除は諦めて次の日にすることにしました。普通ならばその日のウチに燃料補給をしてちゃんと掃除をするのですが、結婚式のお客がバスの駐車スペースを占領してしまうかもしれないので空いている時に止めておいて下さいとの事だったので、そういうことになりました。夕食は20時にお願いして部屋へ行くと電気関係が全くつかないのです。どうしてかな?と思ってごそごそしてたら、部屋に入ってすぐの所にキー置き場が有ってそこにキーを置かないと電気がつかない様になっていました。そんな事はキーを受け取る時に何の説明も有りませんでした。温泉マークのホテルは経験豊富なのですが、どうもシティーホテルはあまり使った事のない私は『こんな事になってるのならキィーをくれる時に言えよぉ〜』て思うのですが、これって常識の範疇なのでしょうか?どうもここの授業員は一生懸命仕事をしている割には痒いところに届きません。ポイントを微妙にはずすんですよね。夕食は12階の展望レストランで和定食です。お刺身が7きれ、タケノコの煮物、何だか分からないけど2?角ほどの煮物、後はご飯とおみそ汁と漬け物、はっきり言って不満です。乗務員だから仕方がないのかもしれませんが、あんな物なら屋台のラーメンの方がずっと満足が得られるでしょうね。翌朝は7:10に出発だったので、6:30の朝食に間に合うようにきしょうすればよかったのですが、時計を見誤って4:45頃に起きてしまいました。6:45と見誤った私は大あわてで身支度をしたのですが、よぉ〜く時計を見ると4:45、仕方がないのでTVを付けてウトウトして6:30を待ちました。時間が来たので5階のレストランに行ってみると、ご多分にもれず朝食バイキングです。種類もそんなになく、なぁ〜んだの感じですね。私は出勤途中でドライブインながさわの朝食バイキングをよく利用するのですが、はっきり言ってながさわの朝食バイキングの方が数段マシです。JALの看板を背負いながらよくもまぁこんなサービスしか提供出来ないものだと呆れるばかりです。こんな所にもJALの赤字の原因が有るのかもしれませんね。はっきり言って『つかえねぇ〜ホテル』です。自腹で行くのなら絶対に行きません。ベルボーイはいないし、お客様が出発なのに誰もお見送りしないのです。あれじゃそこいらのラブホテルと変わらないじゃぁ〜んと思ってしまいました。みなと観光バス時代に六アイ新神戸線の乗務をしていた時は、ホテルシェラトンのエントランスにバス停が有ったので、新神戸駅からシェラトンへ行くお客が乗った時はシェラトンへ到着すると短くクラクションを鳴らしておかばんを持ったお客様の数をベルボーイに知らすと、ドアの所にベルボーイが駆け寄ってお客様のおかばんを受け取っていましたから、一流のホテルはどこもそんな物だと思っていた私には少なからず驚きました。おそらく高知ではホテル日航と言えば一流のはずなんですがねぇ・・・・・。
7:10バスはお客様を乗せて誰にも見送られずに定刻通りに出発しました。黒潮カントリークラブのWEBページには高知から30分と書いていますが、なんのなんの、倍の小一時間かかりました。夜中に乗用車でスピード違反をすれば30分は可能かもしれませんが、ゴルフ場って朝にお客様が行くところでしょ?朝に所要する時間を書かなければ意味ないじゃぁ〜ん。あんな所要時間の表示をすれば、それを信じた人はスタート時間に間に合いません。その事をゴルフ場のフロントに告げると返ってきた言葉は、「朝は混みますからねぇ〜」の一言でした。どうも高知県人はお客さんの方を向かずに手前勝手な事ばかり言います。お客さんは自分が朝に行くのに所要する時間が知りたいのであって、夜中の暴走族みたいなスピードでの所要時間を知りたいのではありません。ここらも微妙にハズレていますね。譲ったとしても高知市内から50分と改めるべきでしょうね。
私の乗せたお客さんはその情報を前夜の宴会のコンパニオンから入手して早めの出発でどうって事がなかったのですが、黒潮カントリーでキャディーをしていたそのコンパニオンですら30分では無理だと言っていたらしいです。それがです、私のお客がゴルフ場のフロントマンに尋ねているのです。「ここから桂浜を経由して兵庫県に帰るのにはどれくらい時間がかかる?」と、フロントマンはあくまで30分を死守しますから、「1時間ほどかかるでしょうね」とかのたまわっています。私はこれはエライ事だと察知して、「イヤ、朝のことが有るので2時間は所要すると思って下さい。」と主張しました。お客様は「1時間と2時間は倍も違うじゃないか。どちらが本当なの?」といぶかしげに私の顔とフロントマンの顔とを見ています。ここは引けないと感じた私は強行に2時間説を主張しました。一人の『桂浜ってどんな所か見てみたい。』の要求を満たす為に他のお客様が他の9人のお客様の帰宅時間が2時間も遅れるような事態は避けたかったのです。行けと言われたら行きますけども、多大なる迷惑行為の何物でもありません。それを承知の上で行けと言うのなら、帰りが遅くなっても文句は言うなですよね。
朝の8時過ぎにお客様と別れた私は夕方の16時頃まで何をして時間を潰そうかと迷いました。とりあえずしなければいけないことは燃料補給と掃除です。会社から預かった燃料カードはJOMOなんです。これがまたマイナーなカードで、ゴルフ場から一番近い所でも20数キロ離れていました。燃料を補給して空き缶やゴミを捨てさせて貰って、バスの車内のモップ掛けです。ノンビリやっても30分もかかりません。9時過ぎには終了です。GSの人に「これから夕方の4時頃まで時間待ちなんだけど、昼食が食べれて時間つぶしが出来る所って有る?」と尋ねると、『夜須に道の駅がありますよ。あそこなら何時間バスを駐車しても大丈夫だし、レストランも有るから食事もできます。』と教えてくれました。早速その夜須の道の駅へ行ってみることにしました。
http://www.yasea-garden-place.co.jp/
『ヤシイパーク』とも隣接していて、なかなか良いところです。コーヒーを飲みながらノンビリと眼前に広がる太平洋を眺めたり、木陰のベンチでうたた寝をしたり、ほほを撫でていくそよ風がとっても気持ちよかったです。まだ海水浴には早いのか、砂浜にはひとっこひとりいませんでした。こんな事をしていてお金が貰えるバスの運転士って素敵だなぁ〜なんて感謝しながら過ごしました。昼頃になったので、さて何を食べようかと思って道の駅へ行ってみました。インド料理のレストランや普通のレストラン、お好み焼き屋さんも有って中々食べる方も充実しています。何の気なしに小さな魚屋さんを覗くと神戸では見れないような魚が色々並んでいました。さすが高知だなぁ〜なんて見ていると、横の方に買って頂いたお魚を調理します。と書いてるではないですか。魚屋の店番の温和しそうなお兄さんに「お勧めは何?」と尋ねると、生のいりこみたいなのが酢みそで食べるとおいしいとのこと。横にいたお節介のオヤジはカタオチがおいしい、私は焼き魚が食べたい。結局3種類買いました。焼き魚はアカメにしました。隣のお好み焼き屋さんでライスだけを売って貰っても合計が1000円足らずなんです。これはお勧めです!どれもこれもホント美味しかったです。昨夜と今朝とホテル日航で不満まみれだった私の心はこれで満たされました。(^_^;)