化粧直しをしました！

おはようございます。
自家用車がぶつけられた事は過日のブログで書いていますが、修理のついでに前々からしたかった化粧直しをしました。

なんか違う車みたいでしょ？元々２年間しか販売してない車だし、販売台数も少ない車なのに、化粧直ししたと言っても、今の姿を見ても普通の軽四にしか見えませんよね。でも『通』は分かるのです。スズキのTWINで白色でボディー色のバンパーは無いって事が。左の写真がビフォーで右の写真がアフターです。『通』にだけ通じる化粧直しをして悦に入ってる私は変人かもしれませんね。（汗）ちなみにこの車、お笑いみたいな車なんです。元々はハイブリッド車なんですが、モーターやバッテリーが重くて燃費はガソリン車と変わらなかったのです。私の車はガソリンの６６０ccで、なんと今日日珍しいミッション車なんです。ほぼ２年ほど前にこの車を買ったのですが、この車を買うに当たってのコンテンツは、１、燃費が良いこと。２、小回りが利くこと。３、維持費が安いこと。４、必要最小限の装備であること。５、そこそこ走る事などです。この条件を全て満たしたのがこのスズキTWINだったのです。こんなチョロＱみたいな車なんですけど、六甲山を爆走すると、大排気量の車より速いのです。レガシーなどブッチギリます。もちろん、クラウンやセドリック如きは敵ではありません。馬力は４０馬力ほどなんですが、車重が５６０Ｋｇととても軽いのです。この車で通勤をしているのですが、高速道路でこの車に追い越されると目の色を変えて追っかけてくる車がいます。もちろんそんな輩とは競争なんてしません。ちゃんと制限速度の７０Ｋｍ/h　を守って走行しています。ちなみに燃費なんですが、今でリッター当たり２２Ｋｍ〜２３Ｋｍです。私の通勤は片道が５０Ｋｍほど有りますが、一月でガソリン代は１万円ほどです。もちろんこれは私のインフレ対策の一環なんですが、２年前にガソリン代はリッターで￥１５０円ほどになるだろうと予想したのです。バスの運転手を生業とする以上どうしても自家用通勤になってしまいます。路線バスの乗務などが配車されると、自分自身が公共交通ですから、自分が出勤前は公共交通機関は走ってないですからね。
さて、昨日の日曜日は旧知のＴさんにこの車のお披露目でした。Ｔさんも「見違えるほどきれいになったなぁ〜」と褒めてくれました。このＴさんは私ととても仲良しで、高脂血症で脳梗塞なのに焼き肉が大好きなんです。私が「脳梗塞のくせに焼き肉をバンバン食うなよ。」と言えば彼は「糖尿症のくせにタバコを止めろよ。」とののしり合うほど大の仲良しなんです。しかしＴさんと話してると色々ヒントが掴めるのです。昨日も話はインフレの話になったのですが、多くの人がそうで有るように、彼もまたその場にならないと動かない人なんです。予め危機を予想してその為の対処をするって事は「オレはできひん。」と言うのです。彼は数年前にリストラに遭って失職したのですが、その数年前から私は彼に注意を促して危機管理をしておけと言っていました。まさか、自分がリストラなんてされないと、根拠もなく思っていたらしいのです。根拠がないと言うのは言い過ぎかもしれません。当時の彼の勤務をしていた会社の社長はかねてより「会社と心中してくれよ。一人だけ安全圏へ逃げるなよ。」なんて言っていたそうです。彼はその言葉を妄信的に信じていたのでした。私は「そんな言葉は寝床物語で、いつ破られるか分からへん。」と言っていたのです。会社が潰れそうになると平気で社員のクビを切るのが経営者なんです。彼には心中しろと言っておきながら、会社（社長）は彼と心中してくれませんでした。今の会社にしてもです、先に辞職した友達が今の会社よりも高待遇の会社に引っ張ってくれたのに断ったらしいのです。給料は安い、社長は従業員をゴミみたいにボロクソに言う、給料は平気で遅配する等々愚痴まみれの会社なんですけど、その現状をよくする為の努力はしようとしないのです。Ｔさんはこう私に言うのです。「自分（私のこと）は器用やから次々仕事を見つけて何でもするけど、オレはできひんねん。」と。そこで私は「できひんねんと違うやろ、する気が無いだけやろ。」と。多くの人がそうであるように変化を好まないのでしょうね。これは私たち農耕民族に伝えられているＤＮＡかもしれません。それに彼の口癖は、「自分（私のこと）は守らなあかんもんが無いけど、オレは家があり、家族があるんや。」なんです。そりゃ田舎の本家ですから、守るべき物はあるだろうとは思いますが、それと友達の引きで高待遇の会社へ転職するのは問題のスリ違えだろうと思うのです。少ない給料でも毎月家に持って帰って奥さんに渡せば自分の責任は果たした、後のやりくりは嫁の仕事じゃ、なんでしょうね。少々多い目の給料を持って帰ってもどうせ嫁に渡さないといけないのだから、転職による苦労はしたくない。それの言い訳に「オレには守るべく家と家族が有る。」でしょうね。私には自分が何もしないための言い訳にしか聞こえないのですが・・・・・。