くたばれダイエット!

おはようございます。
昨日は久しぶりの路線バスの乗務で疲れましたぁ〜。おまけに大失敗をやらかしちゃいました。通常は一仕業終われば15分ほどのインターバルなんですが、その時はたまたま30分のインターバルです。昼ご飯後の15時頃、そうです睡魔に襲われる時間帯なんです。朝の4時起きというのも相まって、ウトウトしてしまって、ハタと気が付いたら、なんと発車時間を13分も過ぎています。えらいこっちゃ〜と大急ぎで発車すると、普段は空車回送も多々あるローカル路線なのに、こういう時に限ってお客さんがいるんですよね。途中のバス停でお二人様を乗せてみると、そのうちのお一人が、「電車にまにあえへん!」とお怒りです。私はひたすら言い訳せずに平謝りです。それでもなんとか電車に間に合わせるべく、技術を駆使して時間短縮に努めました。でも、無情なるかや、バスが駅に到着すると電車はホームに入ってきています。お客さんがいくら急いでも無理です。途中の信号待ちさえ無ければ間に合っていたのに・・・・・。おそらく時間的な問題だけなら、空車だと間に合っていたでしょうね。しかしながらお客様の命を預かっている限り、第1に優先すべきは『安全』なんです。それも運転士が感じる『安全』ではなくて、お客様が感じる『安全』なんです。あくまで主体はお客様なんですよね。結局駅に到着したのは5分遅れ、下りて行くお客様に再度「遅れてごめんなさいね」と謝ったら、「いいですよ、次の電車に乗りますから」って微笑んで言ってくださいました。この失敗に学んで、発車時間にアラームが鳴るような時計を探します。だれかアラームの設定が20個ほどできる時計知りませんか?(^_^;)
さてここからが本題です。
(株)リケンです。TVでも幾たびも取り上げられているので皆様もご存じかと思います。経営効率を重要視するあまり、つまり経営のスリム化、ダイエットですね。(株)リケンの作っているのはピストンリングらしいのですが、圧倒的なシェアーを持っていたのですね。人間の身体にしても同じ事が言えます。昨今のご時世では、女性の美しさは小顔&小尻みたいですね。スリムこそが『美人』が如く評価されるようですが、はたしてそれで良いのでしょうか?『♂』が美しい女性にひかれるのは優れた子孫を残す為の本能です。逆に『♀』がイケメンやお金持ちの男にひかれるのもこれまた本能でしょうね。これは人間に限らず生物全般の事です。しかし、この優れた子孫を残す為の本能を忘れてしまって、見栄えだけよくしているのもこれまた現実です。いい男をGETする為に小顔&小尻を目指すのですが、それは摂食障害と言う危険性をはらんでいます。だからと言って好き放題食べては良いとは申しません。本能のおもむくままに食べているとそれは『肥満』につながります。肥満=メタリックシンドロームも存じております。まだ肥満ならば自分自身だけの問題ですが、摂食障害となると家族に影響を及ぼします。ダイエットを目指す女性の中に母や妻もおります。この母や妻が摂食障害たるダイエットを敢行すれば、食事がおろそかになり、その影響は子供や主人に及のです。アリウムエクセラは内臓脂肪の除去にも効果を発揮しますが、決してダイエットをうたい文句にはしません。あくまでアリウムエクセラの目指すものは『健康』だからです。『健康』とは、食べるものは食べて、余分な脂肪は付けないです。あくまで小尻&小顔が目標ではないのです。商品を売るだけなら、そのダイエット効果を前面に出して売った方がよく売れるでしょう。肥満と同じ、いやそれ以上に害を及ぼす摂食障害にもご注意下さい。今回の(株)リケンから私が感じた事です。
P.S
今日はどうも筆が進みません。その理由は大阪で有った無理心中です。電気工事業の男性が妻と幼い子供達を道連れに自殺しました。残された携帯電話には、『もうやっていけない』とメッセージが残っていたそうです。こう聞くと仕事がなくて経済的に行き詰まったが如く聞こえますが、仕事は腐るほど有るのです。これからはエアコンのシーズンだから電気工事業は繁多期なんです。仕事が有ってもそれはイコールお金儲けにならないどころか、すればするほど赤字なんです。私の友人も姫路で電気工事業の会社を経営しているのですが、採算がギリギリで見積もりを出すらしいです。でも、集金の時にまた理不尽にも値切られるのだそうです。それで気に入らなければ仕事をしなくていいと言われるそうです。でも支払いはそういう訳にはいきません。社員には元請けから値切られたからと言って給料を不払いにするわけにはいきません。材料屋さんにもそんな言い訳は通用しません。結局社長自らも現場に出て、社員や材料屋さんに支払うお金を稼ぎます。じゃ自分の生活は?って事になりますよね。幸いにも私は生きる術を本業の他に持っていました。こんな事は稀なんだろうと思います。普通の人は生きる術は一つしか無いのです。じゃ、電気工事にしても会社を解散して自分は一職人としてやっていけばいいじゃんなんて単純なものじゃないんです。それは一度社会に経営者としてデビューしたのなら、その社会性において責任が有るのです。経営を戦に喩えると、『攻撃』『守備』『撤退』です。この中で一番難しいのが『撤退』、引き際なんです。
小泉改革とそれを引き継いだ安倍内閣の『痛みを伴う改革』の結果がこれなんです。生きる術が電気工事だけの34歳の人が家族を道連れにあの世へ旅立った。私がいつもTさんに言ってる事はまさにこれなんです。イザというときの心構えです。そのTさんもその能力以上の仕事を要求されたそうです。そうなると退社せずにはおれないそうです。退社すれば収入の道は絶たれてたちまち生活苦に陥ります。Tさんの会社は首切りの際は『一身上の都合』による退社の辞表に署名捺印を強制するらしいです。実情は『首切り』なのに、体裁は『自己理由による退職』にするそうです。こんな事がまかり通る世の中って、やっぱり変ですよね。