悲悲こもごも。

おはようございます。
昨夜は何やらちと涼しかったですね。一昨夜は選挙関係のTVを見ていたので寝不足で、昨日は仕事を終わってから会社の仮眠ベッドで爆睡していました。8月1日と2日はお泊まりしなければいけません。2日と3日が朝の6:20発の路線バスの乗務なんです。6:20発だと、遅くても6時過ぎには出発バス停に到着しておかなければいけないのです。会社から出発バス停まで30分かかります。会社発が5:30頃ですね。となると出勤時間は5時頃、通勤時間が1時間だから、家を出るのが4時。となると起床が3時・・・・。家から出るとなるとおそらく睡眠時間は多くても3〜4時間。やっぱりお泊まりしようっと。それにしても、仮眠室の汗くさいベッドで寝るなんて、色気も何も有ったもんじゃないですよね。(^_^;
さてタイトルの件です。
実は私はこう見えても結構民法には詳しいのです。この頃私に寄せられた相談を紹介しますね。
一つ目は離婚についてです。相談者は認知症の妻を介護しながら、年金と運転手のアルバイトで生活しています。年金は月額で18万円ほどです。これだけ有れば持ち家だし、何とか食っていけると思うでしょう?確かに夫婦が健康ならば何とかやっていけるかもしれません。実際、1ヶ月働いてこれくらいって人多いですからね。でも、これから健康保険、介護保険、各種税金関係、それに車の維持費等をマイナスすると、ホントにギリギリなんです。認知症の妻をしかるべき施設に預けるなんてできないのです。そこへ持ってきて、息子と娘は結婚して一家を構えているのですが、昨今のことです。自分達の生活が精一杯で認知症の母親と、それの介護をしている父親を支援する余裕が無いようです。妻の姉も健在なんですが、よるとさわると、昔の事を持ち出して、ああだった、こうだったと私の友人の悪口を言うらしいです。今更悪口を言っても事態の好転には何ら影響しないどころか、懸命に介護とアルバイトで生活を支えている友人のやる気を削ぐだけです。友人は私との相談の中で、「ホンマ、認知症の家族を殺す人の気持ちは分かる」ってな事を言いますので私は「アホな事考えたらあかんよ。奥さんが認知症でもまだ打てる手段は有るんよ。」「まずはダメモトでも、人がええよって事を試してみるべきと違うかな?」と諭しました。友人も認知症に効く薬が無いことは承知しています。私は「私が見た限りではまだ認知症に効果が出たと言う人は無いけれど、伝え聞くところによるとアリウムエクセラで認知症が改善されたという話が有るのだから、一度試してみればどう?」ってアドバイスしました。「それでダメなら弁護士でも何でも紹介するけれど、できるだけの手は打ってみてからでも遅くないでしょ?」なんて話しました。はっきり言ってその友人は一人で生活を支えて、もう限界なんでしょうね。奥さんの徘徊も始まって、夜が寝れない日も有るとかです。彼も若くはないし、いつ何時仕事ができなくなるかもしれません。その時は私が彼の仕事のピンチヒッターとして彼の仕事のカバーをしようと決心はしております。この場合なんですが、これが持ち家じゃなければ生活保護を申請して受給されたとします。生活保護者&認知症だとそうなんです、医療費が無料になるのです。だとすればしかるべく施設の利用も無料になるのです。私は家を処分して賃貸に変われとまではいませんでしたけれど、私は転ばぬ先の杖で賃貸住宅、それも公営の賃貸に引っ越すつもりです。家賃と医療費が無料になって生活保護費として15万円ほど頂いた方がやっていけるのです。これも貧民の知恵ですね。でも私はおそらく認知症にはならないでしょうね。アリウムエクセラを飲んでるもの・・・・。
さて2件目は遺産相続の相談です。
この相談者も何十年来の友人なんですが、この度ご母堂様がご逝去なされたとのことです。この友人宅は父親は健全です。しかしながら、父親は養子さんで、財産の多くは亡くなった母親の名義だとかです。遺産分割について基礎的な知識を教えて欲しいとの事です。遺産は現金、預貯金、不動産を含めると数億円にものぼるそうです。ここで通常ならば羨ましいと思うのでしょうが、私は気の毒になぁ〜なんて思います。これから兄弟と財産の取り合いで血みどろのケンカが始まるのです。この友人の最後の行は「兄たちに騙されない為に基本的な事を教えて下さい。」でした。ここでも仏の教えの『有無同然』を思い起こさずにはおれませんでした。