そんな事までダメ?

おはようございます。
先日感動しました。その日は路線の乗務だったのですが、始発の市民病院で発車待ちをしていたのです。すると斜め前から両手に杖をついでとっても歩きにくそうに歩を進める女性の後ろに白い杖を持った人が女性の肩に手を置いて一緒にゆっくりと歩いてくるのです。道路を斜め横断して最短距離を歩いて来るのです。杖を2本使わないと歩けない人が全盲の人の水先案内をしているのです。健常者は回りにいっぱいいるのです。病院の入り口には警備員もいるのです。でも誰一人として『May I help you』が無いのです。両手杖をしなければ歩けない人が人助けをしているにもかかわらず、健常者は誰もお手伝いしようとしないのです。私はバスの発車時間が迫っていたのですが、バスを降りていって車が来ないか、もし来れば待ってくれるようにお願いしようと運転席を離れて側に行きました。
こんな人もいるかと思えば逆にこんな人もいるのです。その日は午後からタクシーの乗務をしていたのですが、夕方に一人の男性が乗者してきました。
男性;「焼き肉の武蔵へ行ってくれ」
私は、うぅ〜ん、看板はどこかで見覚えが有るのだけど、どこだったかなぁ〜と思ってピンと来なかったので、
私;「どこでしたっけ?」
と聞き直しました。そうするとその男性はいきなり怒り出して、
男性;「なめとんか!こらっ」と怒鳴ります。
私はあっけにとられて、
私;「新米でまだお店の場所を知らないんです。」
男性;「真っ直ぐいかんかぃ!」「お前の会社の電話番号とお前に名前を書け!」と怒り声です。
私は、行き先の確認をしただけなのになぜここまで怒られないといけないのか訳が分かりません。
そりゃ、役場や駅を聞き直したらお客をからかってるみたいに取られても仕方ないと思うのですが、焼き肉やなんてそこら中に有るのだから、その人が知っていても、普段お迎えや送りをしないようなところは、広い通りに面していてもピンと来ない時も有ります。一言「コープの前」と言ってくれれば、位置が分かるのです。私らタクシーの乗務員は郵便配達や宅急便じゃないんです。テネトリーの中の飲食店を全て把握するには何年もかかります。この時もコープの前とか瓜生の信号の南とか、注釈を付けてくれれば難なく行けるのに、自分が知っているからと言って全てのタクシーの乗務員が知っているとは限りません。何かと言えば『会社へ苦情の電話をする』と言えば通ると思っているのです。己の無理難題や無知がまかり通ると勘違いしている大人が多いことには閉口しますね。
そう言えばどこかの居酒屋で『霜降り馬肉』をメニューに有った、これは偽装表示だと報道されていましたよね。これも私的には、そんなあほなぁ〜って感じです。牛肉は霜降りは有りますけれど、馬肉で自然な霜降りなんて有るわけが無いのです。馬肉の霜降りなんて加工品しか無いのが常識だと思うのですが・・・・。元々牛肉の霜降り肉は牛をメタボリックなボディーにして、肉の中に脂肪を入れるんですよね。牛肉でも運動がしっかりと足りてるオーストラリアとかニュージーランドの牛肉は霜降り牛肉なんて無いのにね。
どこかのデパートでイタリア展なのに中国産の家具を売っていたとか、別に中国産でも構わないんじゃないでしょうか?それがイタリア産と表示されていたので有れば偽装表示ですけどね。元々イタリア家具なんて韓国が主な産地なのは周知の事実なのにね。じゃ、アメリカで食べる日本食とかベルギーのフランス料理も偽装表示でしょうか?世界中にある中華料理店も偽装表示?
『嘘』はダメですけれど、己の無知や知識不足、勝手な思いこみまで責められないといけないのでしょうか?