今日から2月ですね。

おはようございます。
早いものでもう2月なんですね。しかし今年は厳しそうですね。タクシーに乗ってこられる社用族の皆さんにも今年の景気動向のお話を伺っています。概ね製造業の大手関係の人が多いのですが、皆さん半年先が見えないと仰有ります。見えないと言うことは、半年先の仕事の受注が少ないと言うことです。大手製造業の営業さんは、半年先、一年先の仕事のお話をするのが仕事なのです。それが見えないと言うことは、今年の中盤以降の仕事量が確保されていないと言うことなんです。半年先ってちょうど北京でオリンピックが開催されている頃でしょうか。世界中がお祭り気分で、それが終わると大不況の到来が有るやもしれません。
日本の借金は国と地方を合わせると1000兆円だとか。東名高速道路名神高速道路を足すと丁度500Km、一万円を縦に並べて西宮と東京を往復する距離、一列にすると鹿児島から青森くらいになるのでしょうか。こんな借金は返せるはずもなく、身軽にするにはインフレしか無いのです。私が国の舵取りをするのなら、10分の一のインフレを目指します。10分の一なら、1000兆円が100兆円になるわけですから、これなら返せそうですね。しかし国民の貯金も10分の一、年金も10分の一、入る方も出る方も10分の一なんです。今年金で生活設計している人は、10分の1でやっていけるのでしょうか?おそらく多くの人が否でしょうね。もうこうなると日銭商売が一番よいわけで、インフレ状況に併せて収入が確保されるのです。おそらくですけど、大手製造業のメーカーもインフレ懸念で半年先の発注を控えているのだろうと思うのです。暗中模索状態で巨大な船を操船出来ませんからね。見えない時は止まるですね。
さて昨日のブログの予定ですが、先日こんな事が有りました。
それは夕方の19時半頃です。いつも通り駅へ帰ってみると、何やら先の方でもめていました。よく見てみると、無賃乗車の常習犯の35歳の女性の乗車を先頭車、2番手3番手と乗車を拒否している模様です。その女性は4番手につけた私の車に有無をも言わせずに乗り込んで来ます。私は「どうしたん?」と尋ねると、「みんな乗せてくれないんです。」と言うではないですか。私は、「順番が有るのだから、私が後ろから積んで出れないんよ。前の車が何らかの理由で行けない場合は後ろの車に『行ってくれ』とか『送ってあげてくれ』とか許可しないとルール違反になるから、降りて下さい。」とお断りしました。前の車の運転手に事情を聞くと、以前に乗って運賃を払わずにいたそうです。それで先の運賃を頂かないと乗せないとと乗車を拒否したようです。私もこの女性には煮え湯を飲まされたことが有るのです。詳しく尋ねると、その時の先頭の運転手だけではなくて、他にも運賃をまともに払わなかった事も有るようで、通常は安くても¥870か¥950メーターが出るのに、¥630で行けとか無理難題を言うらしいのです。ある運転手などは¥630(1.5Km)の所で降りて頂いたりしたことも有るようです。つまり札付きのお客さんなんです。そんな事を繰り返すから、みんな堪忍袋の緒が切れて先日みたいな事になったようです。乗る方のお客さんは沢山タクシーがいるのだから、したい放題しても他の車が乗せてくれるだろうくらいにしか思っていなかったらしいのですが、毎日夕方に土山駅に待機している車なんて4〜5台なんです。事実他のお客さんですが、通勤の帰宅で一昨日乗って頂いた人を昨日も運ばせて頂きました。お客さんも行き先を告げずに、「あぁ〜、昨日の運転手さんやね。家まで帰ってね」とか言われるのです。各運転手はこの人が乗ってくれたら車庫へ入庫して終業しようと言うお客さんがいるのです。一昨日と昨日のお客様も、私の終業に併せて乗って下さるので、とても有り難いお客様なんです。
話を戻しますが、みんなに乗車を拒否された女性が次にとった行動は、なんと駅前のローターリーを走っている車の前に飛び出して無理矢理見ず知らずの人の車に乗せて貰っていました。一台目は断られた模様ですが、2台目の車に乗せて貰ったようです。その女性のお家は駅から2Kmくらいですから、歩いて帰ることができない距離ではありません。お金が無ければ歩けばよいものを、何をするんやです。日々の行いがタクシーに乗れない事態を招いているにもかかわらず、未だに踏み倒した料金は払わないそうです。そりゃ私もたまにはあります。料金が不足でも夜が遅いのに若い女性を人気のないところで下ろしたりできないので、不足分をサービスで送ったり、¥710の料金を¥700にしたりします。それはあくまで緊急的な処理で、それを常習化するつもりは有りません。料金メーターに表示された金額はどんな理由が有れ会社に納金しなくてはいけないのです。つまりお客様から頂けないと自腹なんです。それでもどの運転手もお客様に危害が及ぶ危険性が有る場合は迷わずにお送りしているのです。それをよいことに、無賃乗車を常習化された日にはこっちがたまったものではありません。
自分の撒いたタネだから、先日の女性も仕方ないですよね。これを機会に考えを改めてくれるとよいのですが・・・・。