Kさんの嘆き。

おはようございます。
興味深い統計を耳にしました。今は起業がもてはやされておりますが、新規に起業をして残るのは5%だとか。その残った内に株式上場ができたのは5000社に1社だとからしいです。もちろんバイオベンチャーたるポーラスターインクなども5%の内なのですが、あのライブドアーなんぞはベンチャーで既存のメディアを買い取ろうとまで大きくなったのですから、堀江さんって高卒(東大中退)ながら、やはり能力と幸運に恵まれた一人なのでしょうね。考えてみれば日本が世界に誇る企業のHONDAやSONYも高々50〜60年前のベンチャー企業に過ぎなかった訳ですね。北京原人がいたのは約5万年前らしいですから、悠久の歴史からみるとSONYもHONDAも一瞬前ですね。それにしても日本人って弱いものいじめが好きなようですね。ちょっと首を出してくるとよってたかって叩こうとしますね。
さてタイトルのKさんの嘆きなのですけど、先日にこんな事が有りました。Kさんは会社は違えど私と同じ土山駅南部守備隊なのです。いつも通りKさんが駅に帰って来ると1台の軽四が着いてきました。軽四の運転手とKさんは待機場所で何やらニコニコしながらKさんのタクシーを眺めています。私もどうしたのだろうと注視したのですが、どうやらKさんの車の右後部の下の方が凹んでいます。事故なのだろうかと見ていると、そうもそう言う雰囲気ではないのです。あくまで2人ともニコニコしているのです。変だなと思ってもそこでどうしたどうしたと行くのは野次馬っぽいので控えましたが、私の頭の中は好奇心でいっぱいになってしまいました。軽四の男性が行ってしまってからKさんの車のが二番手に上がって来たので、鼻番だけど降りていって、「どうしたん?」と尋ねました。Kさんは、「昨日は私が休みだったのだけど、ロータリー(交代運転手)が乗っていて事故をしてきたらしいよ。」とのことです。別にそんな事はよくあることなのですが、Kさんはそのロータリーの対応に嘆いているのです。Kさんがその日車に乗り込むとメモが有ったそうです。そのメモには、『右の後部が当たっています。』と書かれていたそうです。この文章だと、ロータリーが凹ましたのか、Kさんが凹ましたのか、はたまた車庫で第三者が凹ましたか判然としません。車輌責任者はKさんなのだから、ロータリーが凹ましたのなら、『私が凹ましてしまいました。申し訳ございません。』とか書くべきだろうと言うのです。『凹んでいます。』とは無責任だとKさんは言うのです。私もKさんの言うことはその通りだと思うのです。もちろんKさんはそんな事でロータリーに文句を言ったり叱ったりするような人ではないのですが、私に嘆いていました。Kさんと私はとっても気があってお話も通じる数少ない常識人なのです。Kさんも待機している時に世間話をするのは私だけなのです。おおまかの運転手は仕事の話、パチンコの話、麻雀の話、野球が始まれば野球のお話くらいしかしないのです。つまり過ぎ去った今年かボキャブラリーが無いのです。現状を把握して将来のお話ができるのは、数少ないのです。Kさんはそう言うお話ができるのは私しかいませんが、私は沢山いますよね。そうです、アリウムエクセラの仲間は全てが来たるべき将来のお話ができるのです。
これって素敵ですよね。