なぜなんだろう・・・・・。

おはようございます。
昨日の事なんです。夕方まで霊柩の当番でしたからタクシーは17時からの乗務でした。夕方だと言うのにあたりがよくて、一人目が川崎油工、二人目がアサヒ飲料と二千円弱のお客様が続きました。二人目は若いビジネスマンで、危機管理について私の考えを話すと、降りしなに、「良いお話を有り難うございました。」なんて感謝の言を頂いて一人悦には入っていたのですが、そこでふと気付いたのです。確かに大学でケインズを学んで、個人的な興味でマルクスを勉強しました。それに昨今の世界の動きを重ね合わせて、そこから日本を見ると、有る程度の方向性が見えてくるのは当然なんですが、だから私の予想は2〜3年ずれることは有っても、10年単位で見るとはずれた事は無いのです。経済の先読みができるのに、なぜお金持ちにならないのだろうって、我ながら不思議で仕方なくなってしまいました。概ね経済学と商売上手は別物なのですが。じゃないと経済学者はみんな大金持ちになっているはずですよね・・・・。(^_^;
私的には、確かにお金に困ったとか、借金取りに追い回されたとかは無いのですが、かといってのんびり遊び回っていられるほどお金を儲けたことも無いのです。これは一か八かの大勝負ができない性格が災いしてるのかなぁ・・・・・。傍の人間から見るととんでもない判断や決断をすることが有るようですが、この度の転職もそうだろうと思うのですが、自分的にはしっかりと確信を持った行動なんです。
持論は、今までの賃上げは右肩上がりの景気のベースであり、今取るべき行動は、景気後退局面での行動だろうと思うのです。つまり、同じ仕事をしていて給料を上げる、収入を増やすが旧の収入を増やす方法だろうと思うのですが、これからは、今の収入を維持するのに如何にして短時間労働で維持出来るかを工夫すべき時だと思うのです。一見同じように見えるのですが、これが全然逆なんです。ベースがお金が増えることが前提とするか、減ることを前提とするかで、取るべき行動は違ってくると思うのです。
なんじゃかじゃと小難しい理屈を並べ立てても、あくまで健康であることが大前提で有ることは言うまでも無いのですが・・・。皆様、御身ご自愛くださいね。