10日のセミナーの続編

おはようございます。
私の今の会社での残りの日も今日を含めて2日となりました。一年弱しか勤めておりませんが、去るとなると一抹の寂しさが残るものです。ここで面白い現象が出ているのです。それは何かと言うと、会社の生え抜きの古い乗務員はこの会社が一番だと思っていて、私がしようとしていることは必ずや上手く行かないと決めつけていることです。こんな私でもみんなは『バカな事は考えずに辞めるな』と慰留して下さいます。それに反して、他の会社から変わってきた人たちは私の『夢』を語ると理解をしめしてくれるのです。確かに今の会社はバスやタクシーの運転手として一生を閉じていくのなら良い会社だろうと思います。でもそれはあくまで『ブルーノ』であり、『パブロ』になりたい私にとってはやりにくい会社なんです。安定した職場をあっさりと捨てる私の真意を生え抜きの社員達は到底理解がでいないようです。しかしですよ、今の会社だって、明石市の臨時ではあるけども、市職員を蹴って入ったのです。市職員は臨時と言えども副業は禁止されております。つまりアリウムエクセラのビジネスはルール違反なんです。一日に5時間ほど仕事をすれば、一応は食っていけるだけのお給料は持って帰れる仕事を蹴って最低でも13時間を拘束される今の職場を選んだのです。なにがそれをさせたか、言うまでもありません、アリウムエクセラですね。一年近く今の会社で過ごしてみて、確かにアルバイトについては何も言いませんが、アルバイトをできるような時間的な余裕が無いのです。そりゃそうだろうと思います。会社の中でアルバイトを兼業しているようなものですからね。普段はタクシーで走って、時には貸し切りバスや霊柩バス、路線バスの乗務までしていたら、時間なんていくら有っても足りません。ブルーノがバケツを大きくしたのと何ら変わりが無いのですよね。私はパブロのように水道を引きたいので、その工事の時間作りを決意してこの度の転職となった訳ですね。そりゃ一時はしんどいだろうと思います。でも、今に頑張っておかないと、これが定年後にしようなんて思ってもその時は既に誰かが水道を引っ張ってしまって、『時既に遅し』だろうと思うのです。だからこそ今なんですよね。
さて10日のセミナーで珍しい事はPSI本社の村上常務の『今後』についての講演があった事です。アリウムエクセラの会員数は、燎原の炎の如く広まりつつあり、今年は大ブレイクする模様だとの報告が有りました。そんな事は現場でビジネスを取り組んでいる人には肌で感じられるので、別段に珍しい事では無いのですが、私らは関西の一部分しか見えないけれど、本社で全国的な動きを見ることができる村上常務などは、もっと凄く感じるのでしょうね。さてここで私のこだわりがまた出てしまいます。(笑)村上常務はみなさんの『目的達成の為にも是非とも頑張って下さい。』とお話をしめくくられました。私には何のことだか分かりますが、おそらくそれぞれが持つ『夢』を達成して下さいだろうと思うのです。『夢』は何かと言うと、収入を増やしたい、住宅ローンの返済を早めたい、海外旅行に行きたい、家を買いたい、などでしょうか。確かにそれは一種の『目標』にはなり得ても、決して『目的』にしないほうが良いのではなかろうかと思うのです。こんな事に拘らずとも良いのかも知れませんが、この、『目的』と『目標』をちゃんと区別をしておかないと、本末転倒になるおそれが有るのです。あくまで『目的』とは行き着く先、到着点であり、『目標』は途中経過なんです。なぜ家が欲しいのか、なぜローンを早く返して楽になりたいのか、これは『幸福』を手中に収める為ですよね。じゃ、幸福とはなんぞやです。この『幸福』は相対的な幸福と絶対的な幸福が有るのです。欲しかった一戸建ての家が手にはいるとどうなるでしょう?行きたかった海外旅行を思う存分行けたらどうなるのでしょう?それで『絶対的な幸福』と言えるのでしょうか?ここまでお話がくるともうPSIや村上常務の範疇を越えていますので、皆さんご自身が自分自身に問いかけて下さい。私がただ一つ言いたい事は、『目標』でも色々有る事です。学生がテストで100点を取る、入学試験に合格するのと、家を手に入れるのとは同種であるとご理解賜れば良いだけなんです。あくまで人生の目的は絶対幸福になることです。この大目的が山の頂上だとすれば、試験で100点を取るのは1合目、大雪山コロニーは9合目でしょうかね・・・・・・。
今日もよっこいしょと階段を一段上がります。皆さんも頑張って登って下さい。