ほんま、腹が立つことばかりで・・・・・。

おはようございます。
あまりネガティブな事や、怒り、愚痴は言いたくはないのですが、言わずにはおれないですよね。昨日から始まった『後期高齢者保険』、ありゃなのなの・・・・・。私も日々高齢者と接しておるわけですが、皆さん悲鳴をあげていらっしゃいます。行政の言う、『後期高齢者』の人等へは、早く死ね、以外の何物でもありませんね。公的病院が赤字で、それを解消する為のものだそうですが、そりゃ赤字にもなりますよ。少し話はそれますが、関西で言うと、市バスの運転手の定年前の年収は1200〜1300万円ほどになるのは周知の事実です。市バスは外部へ委託して運用を任せて、運転手の給料を実質3分の一〜五分の一程度に抑えられましたが、市バスの運転手と変わらないようなお給料を、公的な病院でも頂いてる職員は沢山いるのです。私も詳しくは公務員の給料のシステムは存じませんが、どうやら等級別で給料が出ている模様です。それが輸送現場であれ、医療現場であれ、その等級制の給料システムは作用しているのであり、実にドクター以外の現場職でも1000万円以上の年収を得ている職員が多数いるのです。これが多いとか、貰いすぎとか、私の意見は申しませんが、医療の現場でも、月給100万円の職員が沢山いれば、どんな病院でも赤字になります。これが民間の病院になれば、お給料は3分の一程度になるでしょうね。
私が乗務していた路線バスでは、バス停以外でよくお年寄りを乗り降りしていただきました。お年寄りが通院する医院の側を路線は通るのですが、その近所にはバス停はなく、何百メーターも離れた所から、乗り降りしなければいけないのです。コミニティーバスで各町内を回ってお年寄りを乗せて来るのですが、一番乗り降りをしたいところにバス停が無いのです。確かにバスの終点は市民病院なのですが、この度の『改悪』の目指した、『かかりつけ医院へ』の通院は全く考えてないのです。まさにこれが『お役所仕事』なのですが、バス停ならば、我々乗務員が法律を無視して、自己責任において対応はできるのですが、病院選びとなると、私ら一運転手の『融通』ではどうしようもないのです。
この度の『改悪』も、『お上』は、普段の通院は、『かかりつけの医院』へ行って、公的な病院の負担を減らそうと言うのがその主旨らしいのですが、私的に言うと、その前にすることが有るんじゃないのですか・・・・・。ですね。『ザルで水をすくう』様な病院経営に手を付けずに、そのリスクを全て利用者に押し付ける。『お上』の常套手段ですけどね。100歩譲って『かかりつけ医』にしたとしましょう。じゃ、50mが歩けない、バスの無料パスは持っていてもバスに乗れない人、お年寄りだけの家庭で自動車が無い人、つまり、交通弱者はどうやってその『かかりつけ』の医院へ行けばいいの?開業医が駅前の交通至便な所にありますか?私の暮らしている播磨町でも、開業医はそのほとんどが交通不便な所にあります。なぜなのでしょう?これも法律が絡んでいるのです。街中の都市計画区域は、そのほとんどが一般の住宅も医院も建てられるのですが、私の暮らす播磨町では、市街化区域と市街化調整区域に別れているのです。市街化区域は街中と同じように建築の制限は少ないのですが、市街化調整区域はその主旨が、『優良な農地の確保』のありますから、厳しく建築制限があります。でも、その厳しい建築制限が有る地域でも、病院や医院は建築ができるのです。つまり、ちょっと交通の便は不便になるけれど、市街化調整区域に医院を建てると、土地の収得費が5分の一やら10分の一に押さえられるのです。この優遇された制度を新しく開業するドクターが見逃すはずはありません。医院経営と言えども、そこには費用対効果の法則は存在するから、資本投下は少ないに越したことはありません。ばったタクシーが新車を使わずに中古車を使っているのと同じですね。
だったら、その交通不便な『かかりつけ医院』へ、交通弱者の高齢者はどうやって通院すれば良いのでしょうか?それでなくても年金でギリギリの生活を余儀なくされてる高齢者に、通院の度ごとにタクシーを使えでしょうか?それを見かねた高知の親切な人は自家用車でお年寄りの通院の足をしていたのが、道路運送法違反で逮捕されたのです。
もう、いいかげんにして欲しいですよね。
ばったタクシーはちゃんと緑ナンバーが付いています。料金を頂く、頂かないは私の自由です。運賃は畑の大根や白菜でもOK。もちろん庭先のお花一輪でもOK。それもなければ、笑顔でもOK。これで文句は無かろう!(笑)