私の手はそう簡単にひねらせないよ。

おはようございます。
寒い日が続いておりますが、みなさんすこやかにお過ごしでしょうか。私も一人暮らしになってから毎日穏やかに過ごしております。この度でよぉ〜く解ったのは、究極の平和って、一人暮らしなんだってことです。そりゃ寂しくないと言えば、強がり&嘘ですが、これさえ覚悟しちゃえば、これだけ穏やかな毎日が送れるのか、今更ながらに驚いております。好きな時間に起きて、好きな時間に出勤して、好きなだけ仕事して、好きな時間に食事をする。全ての生活が自分の思いのままなんです。そりゃ自己管理が出来ない人は身を持ち崩すでしょうが、自己管理さえキッチリすれば、こんな良い生活はありません。
さて、タイトルの件ですが、私の仕事の相棒、流星号が今月車検なんです。他の運転手は指定工場で車検をするのですが、その車検の代金は、毎月一万五千円を積み立てて18万円なんです。アルバイトでしょっちゅう車検のコースを通す私としては、車検にこれだけかかるはずが無いことを承知しております。車検時に必要な経費は、強制賠償保険と重量税です。タクシーは一年ごとの車検ですから、両方で86000円ほどです。つまり18万円車屋に支払って、必要最小限は86000円。残りの94000円は整備費と車やの手数料なんです。タクシーは3ヶ月に一度、法定点検が義務づけられております。もちろん、悪いところが出ればその時に修理します。それなのに、車検の時になんで94000円もの整備が必要なんでしょう?それも毎年ですよ。そんなに日本車、それもタクシーの車輌って、トヨタにせよ日産にせよメーカーを代表する車なんです。毎年10万円近い修理が必要な車なら、とっくの昔にアメリカあたりから欠陥車扱いされています。つまり、自動車の整備工場は不必要な修理をして金がさをあげているのです。運転手仲間の車だってそうです。後ろのショクアブソーバーから少しオイル漏れが見られるので交換した方がよいと言ったそうです。交換すれば一日車を止めて、修理代は6万円を越えます。部品さえあれば、私でも1時間もかからないような修理なんですが、知らないことを良いことに、そんな事を言うらしいのです。そもそも、後ろのショクアブソーバーからのちょっとくらいのオイル漏れくらいどうって事ないのです。ショクアブソーバーがどういう働きをしているか知っている人なら、そんなもの気にもとめません。
そんな車屋の恐怖商売に騙されるプロドライバーも如何なものかとは思うけれど、ほんまに、みんなもっと正直に生きようよ。無知な人を騙すに等しい事してまでお金儲けがしたいのかなぁ〜・・・・・・。