たこが悲鳴を上げています。

おはようございます。
WBC、韓国に勝ちましたね。イチロウのたくましい一言、「3連敗はできません。プライドの問題ですから。」という一言が耳に残りました。
ところで間の悪い人っているのですよね。人一倍努力をしているにも関わらず、的を外しているが故に無駄な努力に終わってしまっているのです。私の昨日の売り上げは約3万円です。仕事をした時間は、朝の8時半から4時間ほど、夜は20時30分から5時間ほど。両方合わせて9時間ほどです。それがです、同じ所で仕事をしながらでも、14〜5時間も仕事をしたにも関わらず、売上は私の半分ほどしか出来ない人がいるのです。客のいない動かない時間帯を狙って仕事をしているのです。私のことですから側で見ていられないので、ご進言はしているのですが、どうもその通りに出来ない模様です。なぜできないか、それは無駄な時間を仕事をするからなんです。これぞ負のスパイラルですね。客が乗らないからって燃料代は安く付く訳でもなし、ただただ悲壮感にかられて必死で仕事をしています。私や、私の相棒のNさんは、費用対効果を考えて一番効率が良い仕事の仕方をします。また、お金に関してはバランスシートで収入と支出のバランスを考えて仕事をしています。おそらくこんな事を考えながら仕事をしている運転手は少ないのだろうとは思うのですが、偶然にも私とNさんは、運転手の中では変わり者の理論派なんです。
さて、たこの悲鳴の件ですが、たこというのはタコフェリーの事です。今日から明石海峡大橋の通行料が片道¥1000に下がりましたね。これで大打撃のタコフェリーは存続の危機でしょうね。『勢者必衰』『諸行無常』は世の常なれど、明石海峡大橋ができるまでは、大名商売で、私もトラック時代にその待ち時間の長さに閉口したものでした。これがトドメでフェリーがなくなると、大打撃は淡路島の産業でしょうね。淡路と言えば玉ねぎと亙でしょうか。両方ともうんとこさ重量違反をしたトラックで搬出して、なんとか市場競争に残っているのです。これがフェリーだと重量違反をしていても嶋は出れるのですが、ファエリーが無くなると高速道路を利用しないと島を出れないので、運送コストが高くなって、市場性が損なわれるのです。元々淡路の亙は焼きが甘く、三州亙と比べると2等品扱いなんです。それでもコストを抑えたい建築業者や建売業者からの注文でなんとか食いつないで来たのですが、これで厳しくなるでしょうね。それに比べて三州亙は消費地は陸続きだから、時間差へかければ、目的地に搬送できるのです。ちょっとした法律の変遷で世の中ガラッと変わるものですね。