脱帽くらいしろ!

おはようございます。
地下鉄サリン事件から早くも14年も経ったんですね。光陰矢の如し、早いものですね。この年は神戸の地震あり父の逝去ありで忘れられない年です。してみて、都営地下鉄の皆さんが地下鉄サリン事件の犠牲者に黙祷をしている姿がTVに写し出されたのですが、なんと着帽したまま黙祷をしている人がいるではないですか。それも1人や2人じゃないんです。何人もの人が着帽したままなんです。そりゃ帽子をかぶったままでも、犠牲者の冥福を祈ることはできるでしょうが、神仏、お墓参りで帽子をかぶったまましますか?私もこう言いながら一度叱られた思い出が有るのです。ケルンの大聖堂に行ったときに中に入ったとき、監視役の神父さんに教会内は脱帽するようにと注意を受けました。やっぱり着帽したままはマナー違反なんでしょうね、ドイツでも。教会に入るだけでも脱帽なのだから、死者の冥福を祈る黙祷は、やはり脱帽でしょう。こんな事一々言わなきゃいけなくなってしまってるのに、悲しい思いがします。通常は誰かが、「黙祷用意」と声をかけますが、その時に一々「お帽子等かぶり物はお取り下さい」なんて言わなきゃいけないのでしょうか?それに黙祷って、いろんな宗教の人がいるから声をかける人が「黙祷」って言いますが、私は浄土真宗ですから、こういうときは両手を合わせて、「南無阿弥陀仏」を3度唱えます。「南無阿弥陀仏」「南無妙法蓮華経」「アーメン」が共存しても一向に構わないのです。自分の信仰する宗教のお祈りで良いのです。みんな揃って無言でうなだれなくても良いのです。