笑うに笑えぬ冗談みたいな話

おはようございます。
いよいよ関西も梅雨入りですね。ホントに光陰矢の如し、日にちの立つのは早いもので、こないだお正月だと思ったら、もう半年も過ぎたんですね。
今月の14日は大阪でPSIの全国ラリーが開催されます。しかしなぜにラリーなのでしょうか?販促決起集会じゃダメなんでしょうか?
私はインフルエンザの関係で参加を見合わせようと思っていたのですが、どうやらインフルエンザも終息したようだし、私自身も今のところ大丈夫みたいなので、参加しようかと考え直しました。ラリー用にと新しい名刺も作りました。一枚¥30なので、限定30枚しか作っておりません。ちょっと目立つ珍しい名刺なので、先着30名様に差し上げます。会場で気軽にお声がけ下さい。(笑)
さてタイトルの笑うに笑えないお話なんですが、いつもの通りに駅前で待機しておりました。そこへ顔見知りの運転手がトイレへ行ったついでに私に声をかけてきました。
「今月は25万や。」とその運転手。私は「へぇ〜結構頑張ったんや。」と返事しました。私はてっきり給料が25万だと勘違いしたのでした。彼は続けて、「給料と違うがな、売上が25万や。」と言います。彼は通常の法人タクシーのドライバーですから、売上が25万だと手取り給料は10万円を切ってしまうのです。私は35万の売上で手取りが20万程ですから、普通の法人タクシーよりは良い物の、考えてみれば、50過ぎのおっさんが、朝から夜中まで仕事してこんな物なんだと思うと悲しくなります。去年の今頃は、悪い悪いと言いながらでも50万円くらいの売上は確保されていましたが、今年は不景気とインフルエンザのダブルパンチで去年の半分くらいしか売上が出来ないのです。もちろんこうなると家計は大赤字、メシが食っていけません。いよいよタクシーの仕事は年金者の小遣い稼ぎか、女性のパートの仕事になってしまいます。一家を支えられない仕事になってしまった様です。
私とて遅かれ早かれ同じ様な事になりますので、今日から少し仕事の仕方を変えます。これまでは電車から降りてくるお客様を運んでいたのですが、今日の夜から繁華街に並んで酔っぱらいを運びます。それとて抜本的な解決方法ではないので、昼間はバスに乗務して、夜だけタクシーにしようかとも考えています。そうかみなと観光バスが神戸市北区に営業所を作ったら、また路線バスにでも乗務しようかとも考えたり、色々悩みが絶えません。それにしても、こんな状態が続けばタクシーに乗れない時代が来るかもしれません。どこの会社も運転手不足で車が遊んでしまっています。身売りの噂の会社も所有台数の3分の一が乗り手がなくて車庫で遊んでいるそうです。3分の一も遊ばしていたら会社は大赤字です。私らの業界でも現役バリバリの運転手が転職をして他の仕事をしだしています。タクシーの仕事も時代の変遷で淘汰されていく仕事なんでしょうかね・・・・・。