夜中はもう秋風が吹いています。

お早うございます。
衆議院選挙戦も真っ盛り、各候補も必死の模様ですね。私も色々言いたいのですが、下手に選挙についてインターネットで発言すると公職選挙法違反になるらしいのです。何が許されて何が許されないか判然としませんから、選挙が終わるまでなるべく発言は控えたいと思いますが、ついいってしまうかもしれません。さっきも政見放送を見ていたのですが、相変わらず『上から目線』のセメント屋の大将は机に座っております。でっかい机にかけたままで頭も下げられないでしょ。兵庫県の立候補者を見れば半分以上が2世議員、一世議員でも古参格のこの候補、あんたの初めての選挙のとき、あんたの配ったお弁当に1万円札の入った封筒が貼り付いてやんか、と突っ込みたくなります。おっとこれ以上言うと公職選挙法違反になるかもしれんね。もうやめときます。(怖)
さて、経済のお話ですが、私感ではどうやら年内、若しくは年度末あたりに2番底が抜けそうな雰囲気です。なぜかと申しますと、驚くほど人が動かないのです。製造業の営業マンや技術屋さんが全くと言って良いほど動かないのです。と言うことは半年先の仕事が少ないだろうと言うことなのです。おそらく今度の選挙でセメント屋さんは大敗、タイヤ屋さんの大勝利でしょうね。こうやって言うと面白いでしょ。セメント屋さんの経済対策はこれまで通りに土木建築にお金を出して旧態依然とした景気対策、一方タイヤ屋さんは国民に直接お金をばらまいて、車を買いやすくしたり、高速道路を無料化したり、なんしかタイヤが売れるような政策です。私はこれまで白票を多く投じてきましたが、今回は名前と政党をちゃんと記入をしようと思っています。どっちにかって?それが言いたいのだけど、インターネットでは言えないのですよ。みなさんもこの国の将来を憂うのであれば、投票に行きましょうね。
ところで前の日曜日にTVを見ていたら面白い人が出ていました。何を見てたかと言いますと、日本一過激発言の多い番組と言われる『ここまで言って委員会』です。やしきたかじんの番組ですね。これがYTVだと言うのがまた面白いのですが・・・・。
さてこないだのゲストは『男女同権は女性を幸福にしない』の著者の山下悦子さんです。彼女は2児の母親で物書きらしいのですが、こんな略歴らしいのです。
【山下 悦子
東京生まれ。女性史研究家、評論家。1979年、日本女子大学卒業。東京都立大学にて日本古代史、歴史学を学ぶ。現在、事務所「ラ・フェミニテ」主宰。神奈川大学エクステンション講座で家族論を講義。国際日本文化研究センター共同研究員(比較文化、思想を研究)、日本女子大講師などを歴任。『毎日新聞』論壇時評「雑誌を読む」を担当(1995年~1998年)、『日本経済新聞』『産経新聞』『東京新聞』などジャーナリズムでも活躍】
経歴から見るとどうやら家族や女性問題の専門家みたいですね。
しかしながら何が言いたいのか判然としません。言っていることがちぐはぐで一貫性が無いのです。私が受け取ったのは、おそらくですが『男女雇用均等法』への非難かな?と思ったりもしました。私もこの本を読んではいませんから何とも意見を述べられませんが、この人が『男女平等』に意義を唱えているのです。そもそも『男女平等』とは男と女が同じ権利を有することであり、それは権力や資本家が性別だけで差別をすることを禁じる事なのです。これを多くの女性は勘違いをしてコミニティーの中へ持ち込もうとします。コミニティーの中で『男女平等』主張するのは間違いであって、これをするのは『エゴ』の正当化以外の何物でもありません。
それよりもパネリストの一人の台湾生まれで日本育ちの金女史の一言です。「今の日本人の女性は忍耐力がなくてエゴイストばっかり」だそうです。女性は結婚すると言うことは妻として母として嫁としての女性になることに腹を括らなければいけないのに、その辺の決心をしないで結婚するから変な事になってしまうのです。結婚して家族を構成するとなれば妻、母、嫁としての忍耐や苦労を受け入れると言うことで、その腹を括られないのなら、結婚はするべきじゃないと思います。美味しいところだけ食い逃げしようとするのはずるい事です。
私も婚活中ですが、結婚を契約として条件提示したり希望のすりあわせをしたりするとみんさん引いてしまいます。私は何も特別なことを要求したりしません。妻、嫁としての責任を全うしてほしいだけなんです。真ん中のあんこだけ食べて先っぽは捨てることを許さないだけなんです。食べるのなら頭から尻尾の先っぽまで全部食えなだけです。
私がなぜにここまで厳しいことを言うのか、その理由は金女史も言っているとおり、女性の結婚に対する覚悟の無さ、辛抱の無さ、エゴ丸出しを男女平等だとか自由だとかの、全然違う論理をもって正当化するからです。それはコミニティーの最小単位としての過程を崩壊させ、この国全体の崩壊を促進させているからです。そしてそのデメリットは社会的弱者としての女性にのしかかって来ていることに早く気付くべきなんです。この国をチェンジするのは女性の意識改革以外になしえません。