ほんまかいな@借金の3年間猶予。

お早うございます。
鳩山さん、アメリカで大活躍ですね。これまでの自民党の総理大臣とは一味違った味を出していますね。やはり英語を自分で喋って、自分の意見を発進する、これって大事ですよね。これまでの日本の総理は外務省の官僚が作った原稿を日本語で読んで、それを通訳が訳す。通訳は英語に訳す時に自分流に訳してしまいます。たかだか英語と日本語だけ出来るなんてのは、『心』を伝えきれない時が有るのです。かくいう私も中退では有りますけれど、一応外国語学部の英語学科の出身です。今はもう全然ダメですが、現役の頃は自分の喋りたいことを喋って、向こうの言いたいことを理解することくらいはできていました。外国映画なんて見に行ったら、それは原作者や監督が伝えたいことを無視したような字幕が多いのには閉口したものでした。映画を見ていて、私ならこのシーンならばこう訳すとか、独り言をよくブツブツ言ったものでした。
そうそう、思い出したけれど、カムイ外伝の映画が出来ましたね。昨今の時代劇ブームに乗った映画だろうとは思うのですが、これは白土三平の漫画なんですけれど、これはこれで忍者漫画で面白いのですが、これの元となった『カムイ伝』こそ文学作品に劣らない漫画ですので、是非ご一読をお勧めします。【http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%A0%E3%82%A4%E4%BC%9D#.E4.BD.9C.E5.93.81.E4.B8.96.E7.95.8C
さてタイトルのお話ですけれど、昨夜も繁華街に並んで暇つぶしにTVを見ていました。するとどうでしょう、亀井金融大臣の記者会見の模様が映し出されました。亀井大臣は個人のローンの3年間猶予のための法案を提出するとかです。これが国会で決議されると住宅ローンだとか、個人的にお金を借りている人の返済が3年間猶予されるのです。これが本当ならば、個人的には助かる人が沢山出てきて、個人破産や自殺が激減するはあ歓迎されるのですが、貸した方の銀行はたまったものではありませんね。でも、これまでは企業の債務免除等に応じてきた実績も有るので、私的には大きな借金はチャラにして、ちっちゃな借金は厳しく取り立てるって不合理だとは思っていたのですが、まさか個人のローンがこんな事になるとは思ってもみませんでした。これが実行されれば、おそらく金融機関が潰れちゃうのではないのかな?と思うのです。大丈夫なのでしょうか?銀行が潰れるとなると、取り付け騒ぎになってしまって、『恐慌』になってしまわないのだろうか。私は1000万円も貯金は有りませんから安心なんですけれど、こうなると今までコツコツ貯めたり、退職金を後生大事に預けているお年寄りを直撃します。もし私が1千万円以上の預貯金が有るのならば、今のうちに外国の銀行へ逃がします。一番良いのは金利が付かないけれど、スイス銀行が安全です。次に安全ならば、その国を代表するような銀行ですね。金利とかビザとかの問題で、オーストラリアのANZも良いかもしれません。ANZに4000万円以上の貯金をすれば、55才以上で有ればリタイヤビザが申請できます。ご存じの通りオーストラリアは食料自給率は250%ですから、物価がとっても安いのです。4LDKのアパートならば、家賃と光熱費とで3万円くらいでしょうか。食材も日本の5分の一とか6分の1ですから、2人で食べても2万程度で食っていけます。シドニーならば日本医師のクリニックも有りますから、病気になっても英語が喋れなくてもな〜んにも困りません。
しかしなぜこんな事になると思いますか?
小泉さんは元々大蔵省の出身ですよね。これは銀行方の代表なんです。日本はどうしても当時は郵便局が強くて、団塊の世代の退職金や預貯金を郵便局と銀行が取り合いしたのです。銀行方は小泉さんを筆頭にして郵便局を弱体化して、団塊の世代のお金を取り込もうと画策したのです。ところが今回は郵政族の亀井さんが大臣です。郵便局のリベンジ、仕返しが始まった訳ですね。ローンの3年間猶予んんて銀行イジメの何者でありません。銀行は旧大蔵省、郵便局は旧郵政省、さてこのケンカどうなるのでしょうね?
やっぱりね、さっきTVで言っていました。
今回の亀井大臣の3年間猶予の事を『平成の徳政令』だと。あまりに騒ぐと社会不安になるのでさらっと流していましたが、我々にとっては激変を意味します。かつて『徳政令』敗戦後に出されました。どうなるかって?結局は貨幣価値の下落なんです。詳しくは各自調べて下さい。そして自分がどう行動すればよいのか考えて下さい。
もう一度大事なことだから繰り返します。『昭和の徳政令』が出た前後の歴史を研究して下さい。お年寄りならば経験していますから、お年寄りにお話を聞くも良し、書籍で勉強するも良し、ハイパーインフレ次にデノミと時代は進んでいきます。
【参考】
http://www.h2.dion.ne.jp/~apo.2012/bookstand-asai0512.html