農民よ米を作れ!

お早うございます。
今日も天気晴朗なれど客は無し、でした。朝の9時に駅へ行くともうトグロ状態です。人が動かないのです。消費行動も、企業の営業活動もサッパリなんです。前々から言っておりますように、タクシーの売上は半年先の景気指数なんです。この様子では年が明けてもまだまだ不況は続きそうですね。夜の部の仕事、そうです、鼻の下を伸ばした酔っぱらい様に期待をかけます。
さて、今朝は久しぶりにRタクシーのTさんとお話をする機会を得ました。TさんはおそらくRタクシーで最高の運転手です。この人ばかりは我が社に引き抜きたい人材で、私もよく我が社へ来い来いと誘っております。性格は温厚でその頭脳は明晰なんです。話題は新しくRタクシーの導入した料金システムの子とでした。私が私の意見を述べるより先にTさんは、「なぜウチは自分で自分の首を絞めるような事ばかりするのだろう?」と嘆いておりました。同じRタクシーのHさんとは大違いです。Hさんは鬼の首でも取ったように勝ち誇って我が社の車の売り上げが減るだろうなんて言っておりましたが、聡明なTさんは分かっているのです。Rタクシーは近距離の客も欲しい、遠距離の客も欲しいと猿知恵を巡らせたのですが、乗務員にとって一番美味しい中距離のお客が激減しているのです。まさに二兎を追うものは一兎も得ず、ですね。おかげで私たちは一番美味しい中距離のリピーターのお客の支持を得つつあります。その事をTさんはちゃんと心得ているのです。さすが私の見込んだ人だけの事は有ります。
さてタイトルのお話なんですが、今朝も目覚めて出かける準備をしておりました。私は毎朝みのもんたの『朝ズバ』を見るのですが、みのさんがぼそっと言った一言を聞き逃しませんでした。みのさんは何と言ったかって?それはこの一言なんです。「日本のお米って中国で人気が有るそうだね。」でした。今お昼寝から目覚めて検索してみたら有りました。【http://hakodatenittyuu.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/post-a5d2.html】今のところ北京と上海のみで売られているようですが、中国のお米より10倍も高いのに売れるらしいのです。私も色々外国へ行きましたが、アメリカのコシヒカリもオーストラリアのコシヒカリニュージーランドコシヒカリもそれなりには美味しいのですが、どちらを取るかって並べられたら、少々高くても播州米のヒノヒカリを取ります。(笑)ちなみに、名前に『ヒカリ』って付いてるのはもち米系で、日本人の好きなもちっとしているお米の事です。『ひのひかり』は兵庫県、それも加古川周辺で取れるもち米系のお米で、魚沼産のコシヒカリよりうま味計で計測すると美味しいと言う数値が出るのです。実際、私は両方並んでいたなら、まよわず『ひのひかり』を買います。まあ、私が何を買うかは横に置いて、やっぱり日本のお米が世界一美味しいのです。おそらく野菜や果物も日本産が世界一でしょうね。これだけ世界中が二極分解しているのだから、世界中の富裕層に支持されれば、少々高くても商品力は有ると思う次第です。まさにアリウムエクセラもそうですよね。私なんぞは月給が10万円でも買っていますもの。(^_^;)