面接に同席しました。

お早うございます。
昨日も夕方に五大老の一人のNさんに電話して、休憩を一緒にしようとしたら、なんと今日は4時から面接だとか。我が社は一次面接が五大老で二次面接が社長が面接するシステムなのです。ある程度現場を知る人が面接するので、これがなかなか難関なんです。一次面接でOKが出れば、社長面接は条件等の確認だけになるのです。昨日の面接に現れた人は、我が社のトレーラー部門の運転手からの紹介です。何やら生コン車の運転手をしていたらしいのですが、公共事業の激減などの影響を受けてリストラされちゃったらしいのです。ご本人は失業保険で食いつないで来たのですが、その失業保険もこの12月で切れてしまうらしいのです。つまり尻に火が点いた訳ですね。かといって、今は働き盛りの40代半ばでも仕事が無いのです。基本的には問題が無ければ採用の方針らしく、ま、私が見ても人材的には問題は無いだろうと思いました。この人は昔にKタクシーに7〜8年乗務をしていたとかなので、仕事はしっていると思うのですが、我が社のシステムとKタクシーでは全然違うので、そこらへんの説明を誤解が無いように説明するお手伝いをしました。本人も昔取った杵柄でどうってことないと思っていたらしいのですが、我が社は我が社なりにメリットもあるしデメリットもあります。Kタクシーよりはハイリスクハイリターンですが、基本的に個人タクシーと変わりがなくて、全てのリスクを運転手が負わなければいけません。ここいらへんに少し誤解があった模様で、私が強調をしておきました。入社すると我が東加古川組に入るらしくて、以前にKタクシー乗っていた頃の様に思われては遺憾です。それにしても、就職の面接だというのに、その衣装はジャージにTシャツです。我々は旅客自動車の乗務員なんです。トラックの運転手ではないのです。扱うのは人間様なんです。つまりサービス業の面接でジャージ姿は無いでしょうと思ったので、社長面接はスーツを着て下さいねとお願いしたら、スーツは持ってないとのことです。今まで転職する時に面接が有ったろうに、いつもジャージ姿だったの?そのままの感覚で今いくら面接に行っても、常識がない人間と見られて採用されるはずも無いのです。私が面接の責任者ならば、面接自体をしません。今日日古着屋さんへ行くと、何百円でブレザーとネクタイくらいは有るのです。つまり、お金のあるなしではなくて、それくらいの心遣いが出来ない人が旅客自動車の乗務なんてしないほうがいいのです。今やタクシーの運転手と言えども、優秀な人材が多いのです。この人の経験を否定するつもりはないですが、我が社の流儀に染めるには、中々骨が折れそうです。これも別の人の事なんですが、ネクタイを着用するように言うと、制服のネクタイは赤色が入っているので嫌だとか言うのです。だったら自分の好きなネクタイで良いからするように言うと、なんと持ってないらしいのです。そりゃ私は普通の男よりは衣装持ちでしょうが、誰だってスーツの一つや二つくらいは持っているんじゃないのでしょうか?そう言えば旧知のTさんももうすぐ60才なのに、スーツの一着も持っていないとか言っていましたしね。皆そんなんなんですか?だったらそれは本人の責任も有りますが、奥さんがご一緒ならば、半分は奥さんの責任ですね。
昨夜もこんな事が有りました。鼻番は私です。2番手はRタクシーです。私はいつもの制服のスーツでしたが、Rタクシーの運転手は、ヤタケタなジャンバー姿です。私の所へわざわざお店のスタッフの男性がお店の前へ着けるようにと呼びに来たのです。それも2台口で。私は空気からして、余程大事なお客様なんだろうと思ってドアサービスをすることにしました。かといってRタクシーの運転手にはやれとは言いません。少し待つとママや接待先のスタッフが出てきて最敬礼です。ママも私のドアざービスに対してお礼を言ってくれました。ここで差が出るのです。小さな積み重ねですが、ちゃんと制服を着用した乗務員が空気を読んでドアサービスをする、方やヤタケタなジャンバー姿で運転席から降りてこようともしない。どちらが選択されて勝ち残るでしょうね。
【お勧めの一冊】
『体温を上げると健康になる』『http://www.amazon.co.jp/dp/4763198904/?tag=googhydr-22&hvadid=3393629085&ref=pd_sl_27ien40y7c_e
なぜにアリウムエクセラが良いか解りますよ。